特許
J-GLOBAL ID:200903010898112927

表示装置の駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-179591
公開番号(公開出願番号):特開平6-230752
出願日: 1993年07月21日
公開日(公表日): 1994年08月19日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、STN方式の表示装置において、多階調表現をクロストーク少なく実現する表示パネルの印加電圧の駆動方法を提供する。【構成】 単純マトリクス型の表示パネルを持ち、表示輝度が印加電圧の実効値に依存するSTN方式の表示装置において、1水平期間を階調表示のビット長のnで均等に分割した。分割した各区間と表示ビットとを対応ずけ、各分割区間における表示パネルの印加電圧値を調整して、分割した区間上の電圧実効値の差がその表示ビットの意味する濃度差になるようにした。図1では、表示パネルのサイズを4×4とし、4階調表示を行う場合について、表示パネルの各電極に与える電圧の駆動パルス波形を示した。図の横軸が時間で縦軸は各電極の電圧値を意味する。【効果】 本発明は、階調を表示するために必要な時間分割がn等分であるため、分割してできる最小時間間隔が従来よりも長くなり、使用する周波数帯域が少ないため、クロストークが少なくなり、表示画面上の偽像やちらつきを抑えることができる。
請求項(抜粋):
1)縦と横に電線を並べたマトリクスを形成し2)縦と横の電線にそれぞれ電圧を印加してマトリクス交点に電位差を形成し、3)印加する電圧実効値に応じて3-1)光の透過率、3-2)光の反射率、3-3)光の偏向度、3-4)光の色まで含めた透過率、反射率、偏向度のスペクトル分布、の4組のうち少なくともいづれか1組の物理定数が変化する物質を用い、4)上記マトリクス交点の電位差を上記物質に印加し、上記マトリクス交点の電位差に応じて上記物質の物理定数の変化を起こさせる表示装置において、5)表示する階調を、nビットの表示データに基づき与え、6)上記階調表示ビット数nに対応して、6-1)1フレーム期間をn等分に分割し、または6-2)1水平期間をn等分に分割し、または、6-3)1フレーム期間内で時間的に入れ替えを行った場合に上記n等分したものと同等になる時間分割を行い、7)各表示ビットの表示データに基づいて、上記マトリクスに与える電圧をコントロールすることを特徴とする表示装置の駆動方法。
IPC (3件):
G09G 3/36 ,  G02F 1/133 575 ,  G09F 9/30

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