特許
J-GLOBAL ID:200903010901804878
杭用チャックの支持方法、および、杭用チャックの支持機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-251213
公開番号(公開出願番号):特開平10-096233
出願日: 1996年09月24日
公開日(公表日): 1998年04月14日
要約:
【要約】【課題】 起振機1によって、杭3を把持するチャック2を支持する技術を改良して、杭を垂直軸まわりの回動可能に、かつ該回動のロック可能に支持する。【解決手段】 起振機1の底面に、シリンダ41の底面を対向させて固定し、ピストンロッド43を下方に突出させて、その下端にチャック2を固定する。ピストン42を押し下げて、シリンダヘッド41cに圧着させると該ピストンは回らなくなり、この状態で杭の打込み、引き抜きを行なう。上記のピストンを上昇させるとスラスト受け44がシリンダ底の内面に点接触して、ピストンを軽い力で回せるようになる。ピストンが回ると杭3も回る。杭の回転角位置を所望のごとく調節してから図のようにピストン42を押し下げて杭の打抜きを行なう。
請求項(抜粋):
杭を把持するためのチャックを杭打抜機の起振機に対して取り付ける方法において、ピストンロッドを下方に突出せしめた流体シリンダ手段のシリンダ本体部を起振機に対して固定するとともに、上記ピストンロッドの下端部にチャックを取り付け、上記流体シリンダ手段の、ピストンよりも下方に位置する圧力室に流体圧を導入して、杭を把持するチャックを持ち上げるとともに、上記流体シリンダ手段のピストンをシリンダヘッドから離間させた状態で、前記のチャックに対してピストンロッド周りの回動力を与えて、チャックに把持された杭の回動角位置が所望の角位置となるように調節し、前記流体シリンダ手段の、ピストンよりも上方に位置する圧力室に流体圧を導入して、杭を把持したチャックを圧下することにより、上記流体シリンダ手段のピストンをシリンダヘッドに対して圧着せしめ、該ピストンとシリンダヘッドとの間の摩擦力によってピストンの回動を阻止して、チャックに把持された杭の回動角位置を固定し、上記のようにして杭の回動角位置を固定した状態で前記の起振機を作動させ、起振機が発生した上下方向の振動を、上記の「ピストンよりも上方に位置する圧力室」内の流体、および前記のピストン、並びにピストンロッドを順次に介してチャックに伝動して、上記のチャックに把持されている杭を地中に打ち込み、もしくは地中から引き抜くことを特徴とする、杭用チャックの支持方法。
IPC (2件):
FI (2件):
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