特許
J-GLOBAL ID:200903010916780401

エンジンナセル吸音パネル用の吸音及び補強構体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 勝三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-195074
公開番号(公開出願番号):特開2002-068092
出願日: 2001年06月27日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】【課題】 ジェット航空機のエンジンナセルから生ずる騒音をできる限り大きく減衰せしめることができる吸音パネル用吸音及び補強構体を提供すること。【解決手段】 特にジェット航空機用ジェットエンジンを収容するように設計されているエンジンナセル20の吸音パネル24用の吸音及び補強構体において、各吸音パネルは、穴があけられていて複合材料から作られている内側層32と、穴があけられていなくて複合材料から作られている外側層34と、はちの巣構造に作られて内外側層間に押し込まれている中間層36とを有する。本構体の各縦結合要素40のところで、これら3つの層は一連の接続部材38によりバットストラップ35に接続されてファン流れの連続性を保証し、また、はちの巣構造であって吸音処理されている層の部分36Aを所定位置に保持し、この部分36Aは結合要素40の強化及びそれ構体全体の強化に寄与する。
請求項(抜粋):
特にジェット航空機用ジェットエンジンを収容するように設計されているエンジンナセル(20)の吸音パネル(24)用の吸音及び補強構体であって、少なくともひとつの吸音パネル(24)を包含し、この吸音パネルが一連の層(32,34,36)から作られ、これらの層が金属又は複合材料から作られて互いに積層され、前記パネル(24)が前記ナセル(20)の正面部分と入口コーンの付近の領域とに設けられて前記エンジンの音放出を減少せしめるように設計されている吸音及び補強構体において、前記パネル(24)の縦結合要素(40)の付近で、前記パネル(24)の少なくとも2つの第1の部分(34A,34B)が一連の接続部材(38)により各縦結合要素(40)の被覆要素(35)に接続されて、これにより少なくともひとつの層(341,342)に沿うファン流れの連続性を保証し、また、吸音処理されて前記層(32,34,36)上に重さねられている少なくともひとつの第2の部分(36A)が前記接続部材(38)により所定位置に保持されて、これにより前記縦結合装置(40)を強化するようにしたことを特徴とする吸音及び補強構体。
IPC (2件):
B64D 29/06 ,  F02C 7/04
FI (2件):
B64D 29/06 ,  F02C 7/04

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