特許

J-GLOBAL ID：200903010919509598

回転体診断装置

発明者： 林 喜治 ,  大賀 幸治
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 小川 勝男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-266962
公開番号（公開出願番号）：特開平10-111713
出願日： 1996年10月08日
公開日（公表日）： 1998年04月28日
要約：

【要約】【課題】回転体の診断で、軸回転数が変化するような状況でも、診断が可能な回転体診断装置を提供する。【解決手段】測定センサ1により測定した軸振動の電気信号をA/D変換器2でデジタル信号に変換し、これを周波数変換部3で周波数スペクトルに変換する。また、周波数スペクトルの標準パターンを、軸回転数に依存する成分と、依存しない成分とに分け、データベース5,6に記憶する。また、回転数センサ4によって取り込んだ軸回転数を基に、依存標準パターンを補正し、これと依存しない標準パターンとから、軸回転数に応じた標準パターンを作成し、これと観測周波数スペクトルとの類似度を求めて診断を実施する。

請求項（抜粋）：

回転体の軸振動を測定する振動センサと、前記振動センサの電気信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、前記軸振動のデジタル信号を周波数変換する周波数変換部と、軸回転数を測定する回転数センサと、前記軸振動の周波数情報について前記回転体が正常及び異常状態にあるときの標準パターンを記憶するデータベースと、前記回転数センサにより測定した回転数に応じて、前記標準パターンを補正する補正部と、前記補正部により補正した前記標準パターンと、前記周波数変換部が出力した観測周波数スペクトルとを比較することにより、前記回転体の診断を実施する判定部とを具備することを特徴とする回転体診断装置。

IPC (2件)：

G05B 23/02 302 ,  G05B 23/02

FI (2件)：

G05B 23/02 302 V ,  G05B 23/02 E