特許
J-GLOBAL ID:200903010919849151

エンジンの燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-057126
公開番号(公開出願番号):特開平10-238432
出願日: 1997年02月26日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、エンジンの燃料噴射装置の増圧ピストンの戻り行程に流体ブレーキを働かせることにより、増圧ピストンが着座面に衝突することに起因して発生するインジェクタノイズを抑制する。【解決手段】 増圧ピストン9の戻り行程において増圧ピストン9が圧力室8から排出する作動流体は、作動流体通路34の分割通路34a,34cには、逆止弁102によって流れず、分割通路34bに設けられている流れ制限手段としての絞り100を通じて制限されて流れる。増圧ピストン9の戻りに対してブレーキがかかり、増圧ピストン9の頂面73がインジェクタ本体4の着座面72に衝突する速度が低下するので、増圧ピストン9の着座音が軽減される。
請求項(抜粋):
コモンレールからの燃料が送り込まれる増圧室と前記増圧室からの燃料を噴射する噴孔とが形成された本体、前記本体に収容され且つ前記噴孔を燃料圧によって開閉する針弁、前記本体に形成され且つ前記増圧室内の燃料を増圧する増圧ピストンを駆動するための作動流体が供給される圧力室、及び前記本体に形成され且つ前記圧力室に接続している作動流体通路を前記作動流体の導入通路又は排出通路に選択的に接続して前記圧力室に対する前記作動流体の供給と排出とを制御する制御弁を具備し、前記作動流体通路及び前記排出通路の少なくともいずれか一方には前記増圧ピストンが戻り位置に復帰するにしたがって前記圧力室から排出される前記作動流体の流れを制限する流れ制限手段が設けられていることから成るエンジンの燃料噴射装置。
IPC (5件):
F02M 47/00 ,  F02M 47/02 ,  F02M 51/06 ,  F02M 57/02 320 ,  F02M 61/16
FI (8件):
F02M 47/00 P ,  F02M 47/00 F ,  F02M 47/00 L ,  F02M 47/02 ,  F02M 51/06 Z ,  F02M 57/02 320 Z ,  F02M 61/16 A ,  F02M 61/16 Y

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