特許
J-GLOBAL ID:200903010922259187

薄膜磁気ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 三反崎 泰司 ,  藤島 洋一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-352797
公開番号(公開出願番号):特開2004-185742
出願日: 2002年12月04日
公開日(公表日): 2004年07月02日
要約:
【課題】磁極層の磁区構造を制御し、意図しない磁壁移動によって発生する漏洩磁束に起因した記録磁化の乱れを防止することが可能な薄膜磁気ヘッドを提供する。【解決手段】磁極部分層12Aのうち、記録媒体の記録トラック幅を規定する先端部12A1に関して、その長さ(Y軸方向の寸法)をDとし、磁極端面20Mの媒体流出側(図中の上側)に位置する上端縁Eの幅(X軸方向の寸法)をWとしたとき、幅Wに対する長さDの寸法比D/Wが0<D/W≦2.3の範囲内となるようにする。先端部12A1の形状の適正化に基づいて磁極部分層12Aの磁区安定性が確保されるため、記録直後に先端部12A1から磁束が漏洩しにくくなる。したがって、漏洩磁束に起因する意図しない情報の消去などの不具合の発生が防止される。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
磁束を発生させる薄膜コイルと、この薄膜コイルにおいて発生した磁束を所定の媒体進行方向に移動する記録媒体に向けて放出すると共に前記記録媒体をその表面と直交させる方向に磁化させる磁極層と、を備え、 前記磁極層が、前記記録媒体に対向する記録媒体対向面に露出した磁極端面を有すると共に前記記録媒体の記録トラック幅を規定するトラック幅規定部分を含む薄膜磁気ヘッドであって、 前記磁極層の前記トラック幅規定部分のうち、前記記録媒体対向面と直交する方向における長さをDとし、前記磁極端面の、前記媒体進行方向における媒体流出側に位置する磁極端縁の幅をWとしたとき、寸法比D/Wが0<D/W≦2.3の範囲内である ことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
IPC (1件):
G11B5/31
FI (4件):
G11B5/31 C ,  G11B5/31 A ,  G11B5/31 D ,  G11B5/31 K
Fターム (5件):
5D033AA05 ,  5D033BA07 ,  5D033BA12 ,  5D033BB43 ,  5D033CA02
引用特許:
審査官引用 (8件)
全件表示
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 磁気記録技術入門, 19880620, 第1版, 77-79

前のページに戻る