特許
J-GLOBAL ID:200903010923295934

小胞体分散液の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 隆司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-216736
公開番号(公開出願番号):特開平10-043578
出願日: 1996年07月30日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【解決手段】 膜形成成分と油分と水相の一部とからなる系を、膜形成成分の相転移以上の温度下において高剪断を付加した状態で混練して、液晶組成物を形成させた後、該液晶組成物に水相の残量を添加・混合して、膜形成成分からなる二分子膜多層構造に上記油分が取り込まれた小胞体分散液を形成させることを特徴とする小胞体分散液の製造方法。【効果】 本発明の小胞体分散液の製造方法によれば、油分が二分子膜多層構造にしっかり包まれた小胞体を水中に安定的に分散させることができるので、O/W型エマルジョンに比べて油分包含の安定性が向上すると共に、他の成分の存在によって小胞体が容易に破壊されることがない小胞体分散液を得ることができる。また、本発明の小胞体分散液の製造方法によれば、保存中に分散液中に油分が分離することがなく保存安定性に優れる小胞体分散液が得られ、特に小胞体の平均粒径を0.1〜0.5μm程度に微細化できるのみならず、様々な油分を包含することができる。
請求項(抜粋):
膜形成成分と油分と水相の一部とからなる系を、膜形成成分の相転移以上の温度下において高剪断を付加した状態で混練して、液晶組成物を形成させた後、該液晶組成物に水相の残量を添加・混合して、膜形成成分からなる二分子膜多層構造に上記油分が取り込まれた小胞体分散液を形成させることを特徴とする小胞体分散液の製造方法。
IPC (7件):
B01J 13/00 ,  B01F 3/08 ,  B01F 17/00 ,  B01J 13/02 ,  C11D 17/00 ,  A61K 7/08 ,  A61K 9/127
FI (7件):
B01J 13/00 A ,  B01F 3/08 A ,  B01F 17/00 ,  C11D 17/00 ,  A61K 7/08 ,  A61K 9/127 C ,  B01J 13/02 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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