特許
J-GLOBAL ID:200903010928710786

モータの速度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-346978
公開番号(公開出願番号):特開平10-191675
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 モータの速度制御装置において、FGむら成分を除去することにより高精度化を計り、かつ、速度引き込み応答を高速にすることを目的とする。【解決手段】 モータの制御信号を作り出す補償器は、速度検出手段が新しい速度検出信号をサンプリングする毎に目標速度との速度誤差に対応する速度誤差信号を作成する速度誤差作成部21と、速度誤差信号からモータの回転周期成分及びその高調波成分を除去したフィルタ出力信号を作成する櫛形フィルタ部22と、モータの目標回転速度に応じて回転基準位相を作成する基準位相作成部25と、回転基準位相と位相検出信号の位相差に応じた位相誤差信号を作成する位相誤差作成部24と、フィルタ出力信号と位相誤差信号とに応じて制御信号を作成する合成部23とを含んで構成し、基準位相作成部25は、位相誤差信号が所定量よりも大きい場合には、位相検出信号に応じて回転基準位相を作成する。
請求項(抜粋):
モータの回転速度に対応した速度検出信号を得る速度検出手段と、前記モータの回転位相に対応した位相検出信号を得る位相検出手段と、前記速度検出信号と前記位相検出信号に応じて前記モータを制御する制御信号を作り出す補償手段と、前記補償手段の制御信号に応じて前記モータを駆動する駆動手段とを具備し、前記補償手段は、前記速度検出手段が新しい速度検出信号をサンプリングする毎に前記モータの目標速度との速度誤差に対応する速度誤差信号を作成する速度誤差作成手段と、前記速度誤差信号から前記モータの回転周期成分及びその高調波成分を除去したフィルタ出力信号を作成する櫛形フィルタ手段と、前記モータの目標回転速度に応じて前記モータの回転基準位相を作成する基準位相作成手段と、前記回転基準位相と前記位相検出信号の位相差に応じた位相誤差信号を作成する位相誤差作成手段と、前記フィルタ出力信号と前記位相誤差信号とに応じて前記制御信号を作成する合成手段とを含んで構成し、前記基準位相作成手段は、前記位相誤差信号が所定量よりも大きい場合には、前記位相検出信号に応じて前記回転基準位相を作成することを特徴とするモータの速度制御装置。

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