特許
J-GLOBAL ID:200903010933770517

ワイパピボットシャフト構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-070061
公開番号(公開出願番号):特開平8-268235
出願日: 1995年03月28日
公開日(公表日): 1996年10月15日
要約:
【要約】【目的】 潤滑を摺接外面の全てに渡って十分にかつ平均に行き渡し、良好な潤滑摺接を実現し、かつ、加工を容易とする。【構成】 シャフト10が往復回動され、リンクレバー20の揺動がワイパアーム32に伝達される。シャフト10は支持部14の外周面が摺接されてその摺接外周面は潤滑される。潤滑剤溜まりとなるグリス溝50は、摺接外周面に全体的に行き渡って配置され、潤滑剤溜まりの潤滑剤は摺接外周面の全体に十分にかつ平均して行き渡る。グリス溝50はローリング加工が可能である。軸方向に沿って見たときに複数のグリス溝50が軸方向に沿って所定間隔をおいて並び、そして、各グリス溝50は溝幅が狭くて足るので、ローリング加工の際に生ずる余肉の量は適度である。所定の仕上がり径より小さい径の素材を用いてローリング加工すると、余肉で補うようにして増径し、所定の径に仕上がる。
請求項(抜粋):
一端部にリンクレバーが取り付けられ、他端部にワイパアームが取り付けられ、中間部は、筒状のピボットホルダ内に外周面が潤滑摺接されて支持されて、リンクレバーの揺動をワイパアームに伝達すべく往復回動自在とされるワイパピボットシャフトの構造において、前記中間部の摺接外周面に、ワイパピボットシャフトの軸方向に沿って間隔をおいて軸方向と交差する方向へ延びる複数の溝を形成し、その溝を潤滑剤溜まりとすることを特徴とするワイパピボットシャフト構造。

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