特許
J-GLOBAL ID:200903010937020270

回転式実験装置の振動吸収システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-361531
公開番号(公開出願番号):特開2002-168290
出願日: 2000年11月28日
公開日(公表日): 2002年06月14日
要約:
【要約】【課題】 回転式実験装置の振動吸収システムに関し、宇宙空間での実験での任意の振動を吸収する。【解決手段】 回転体10の周囲には放射状に4本の支持構造11〜14(X軸方向)が、それぞれ実験ボックス70〜73へ接続し、ボックスを支持する。ボックス70〜73には実験対象物が収納され回転して実験がなされる。実験ボックス上部の加速度センサ23〜26で各々のボックスの3次元方向に生ずる回転以外の加速度が検出され、図示省略の制御装置へ入力され、制御装置は発生した振動に対応するパイプを選び、同パイプ内のカウンタウエイト1をモータ5により振動と逆方向へ移動させ、振動を吸収する。
請求項(抜粋):
中心に配設した回転装置と、同回転装置から水平かつ放射状に伸びる複数の支持構造と、同複数の支持構造の先端にそれぞれ取付けられた実験ボックスと、同実験ボックスのそれぞれに取付けられ1〜3次元方向の加速度を検出する加速度センサと、前記各支持構造内に支持構造長手方向に移動自在に配設されたカウンタウエイトと、同カウンタウエイトと同じ支持構造内に配設され前記カウンタウエイトを移動させる駆動手段と、前記加速度センサの検出信号を取込み前記実験ボックスの振動を検出すると共に、同振動が生じている実験ボックスの振動を減衰させるように前記支持構造のカウンタウエイトを選択し、同カウンタウエイトを前記振動と逆方向に移動させるように対応する駆動手段を制御する制御装置とを備えてなることを特徴とする回転式実験装置の振動吸収システム。

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