特許
J-GLOBAL ID:200903010938831514

潮解剤を含有する脱臭剤の製法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-227778
公開番号(公開出願番号):特開平7-039575
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】 脱臭剤の脱臭能力を長期間保持させるため脱臭剤の乾燥の防止と保湿の維持を目的とする【構成】 不揮発性酸や酢酸鉛、防腐剤、指示薬等を含浸させたノコクズ脱臭剤は最初70%程度の含水率であるが脱臭過程で次第に水分が蒸発し乾燥状態となる。脱臭剤中の水分が揮散してしまうと脱臭能力は大幅に消失される。塩化カルシウムは空気中の水分を吸収して不飽和溶液となる潮解性の物質である。この塩化カルシウムを上記したノコクズ脱臭剤の製造時に一定量添加しておくと脱臭剤の乾燥を防ぎ併せて保湿能力を大幅に増大させた。その結果、脱臭剤が脱臭能力を完全に失うまで保湿能力を維持、持続出来ることが分かった。本発明の脱臭剤は各種の脱臭装置や空気清浄機の脱臭剤として広範に利用出来る。
請求項(抜粋):
脱臭剤の乾燥を防ぎ保湿を維持するため、塩化カルシウムのような潮解剤を添加し脱臭剤の脱臭能力を長期間保持させることを特徴とする脱臭剤の製法

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