特許
J-GLOBAL ID:200903010945826810

文字認識方法及びそれを使用した文字認識装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 正剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-075071
公開番号(公開出願番号):特開平6-259603
出願日: 1993年03月10日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 文字パタンの認識結果に対して最適且つ安定的に妥当な候補確度を決定し得る文字認識装置を提供する。【構成】 文字パタンの特徴ベクトルを表す特徴ベクトルと文字カテゴリ単位の標準ベクトルとの距離値の小さいもののカテゴリ情報及び距離値情報を識別部3から出力する。これら出力のうち、カテゴリ情報が属する類似カテゴリグループ番号を係数選択部16で決定すると共に、正読傾向と誤読傾向とを区別するための類似カテゴリグループ毎の判別係数値と、距離値情報、及び距離値列全体の分布形状に着目した差分値データを候補確度算出部18に導き、ここで、判別係数値と複数の差分値データとの内積によって候補確度を導出する。
請求項(抜粋):
認識対象文字パタンの特徴を表す特徴ベクトルと予め準備された文字カテゴリ単位の標準ベクトルとの照合を行ってカテゴリ毎の距離値を算出し、該距離値が小さい順に上位候補となるカテゴリ群に対するカテゴリ情報と距離値情報とを認識するステップを有する文字認識方法において、予め各カテゴリが属する類似カテゴリのグループを表すグループ識別情報と、各文字パタンの正読傾向と誤読傾向とを区別するための類似カテゴリグループ毎の判別係数値とを準備し、前記カテゴリ情報と前記グループ識別情報とに基づいて前記認識対象文字パタンが属する類似カテゴリグループを決定すると共に、そのときの判別係数値を得た後、前記距離値情報から該当する距離値列全体の分布形状を表現する差分値データを求め、この該差分値データ及び該判別係数値に基づいて前記認識結果の候補確度を決定することを特徴とする文字認識方法。
IPC (2件):
G06K 9/62 ,  G06K 9/68

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