特許
J-GLOBAL ID:200903010952806930

多重反射形試料セル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-200149
公開番号(公開出願番号):特開平9-049793
出願日: 1995年08月07日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】小寸法で製作も容易な微量成分分析用の赤外線ガス分析計などへの適用に適した長光路の多重反射形試料セルを提供する。【解決手段】多重反射形試料セルを構成する3面の凹面鏡のうち中央凹面鏡23と入射窓21, 射出窓22とを試料セルの1壁面を構成する鏡板2の部材自体に、鏡板2に対向する壁面を構成する側板3の部材自体に残りの2面の凹面鏡を、入側結象鏡31および出側結像鏡32として所与の光学条件を満たす寸法諸元の値で加工形成して設け、試料セルの残りの内壁部を構成するフレーム4が、鏡板2に設けた中央凹面鏡23と底板3に設けた入側・出側結像鏡31,32の光学的相互位置を規定するようにして多重反射形試料セルを構成する。
請求項(抜粋):
曲率半径が概ね等しい3ヶの凹面鏡の1を中央凹面鏡とし、この中央凹面鏡の近くの一端に光の入射窓を、他端に射出窓を設け、中央凹面鏡に対向する曲率半径に概ね等しい距離隔たった位置に残りの2ヶの凹面鏡を入側および出側結像鏡として配置し、入射窓から入射した光が前記中央凹面鏡と入側および出側2ケの凹面鏡間で反射を繰返して射出窓近傍に入射窓近傍の像を結像して射出する多重反射形試料セルであって、試料セルの内壁の一部を構成する鏡板に前記中央凹面鏡と前記入射・射出窓とを加工形成して設け、試料セルの前記鏡板に対向する部位の内壁を構成する側板に前記入側および出側結像鏡とを加工形成して設け、試料セルの残りの内壁部を構成するフレームが、前記鏡板に設けた中央凹面鏡と前記側板に設けた入側および出側結像鏡の光学相互位置を規定するようにして構成したことを特徴とする多重反射形試料セル。
IPC (2件):
G01N 21/03 ,  G01N 21/61
FI (2件):
G01N 21/03 B ,  G01N 21/61
引用特許:
審査官引用 (4件)
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