特許
J-GLOBAL ID:200903010955032617

身体に移植可能なステントを展開する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-515973
公開番号(公開出願番号):特表平8-500757
出願日: 1993年11月17日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】ステント展開装置は、可撓性の細長い内側のカテーテル(38)と、前記カテーテル(38)と協働してカテーテルの遠位端支持領域に沿ってステントを支持する保持構造(20)とを有する。ステントは、予め配置されたガイドワイヤ上を装置を前進させることによって、身体の治療箇所に送ることを容易にするために縮径した搬送状態に保持される。装置の遠位端の開口部は、内側カテーテル(38)のガイドワイヤルーメン(46)にガイドワイヤを受ける。支持領域の近位端でカテーテルの壁を通る第2の開口部(52)によって、ガイドワイヤがカテーテルの外側に出ることが可能になり、それによってガイドワイヤは遠位端領域に沿ってのみ、装置内に収容される。保持装置(20)は、内側カテーテル(38)とステントを包囲し、内側カテーテル(38)に関して軸線方向に可動な外側カテーテル(20)を有する。第2の開口部(52)の近位端のガイドワイヤの一部分は、カテーテルの間に収容され、外側カテーテル(20)に軸線に沿って走行するスリット(53)を通して外側カテーテル(20)から除去することができる。別の案としては、保持部材は、ステントを搬送状態で保持するために、内側カテーテル(112)と一体でステントの両端を摩擦的に保持する間隔を置いた一対のスリーブ(124,126)を有する。この場合において、さらにカテーテルは、ステントによって包囲される膨張バルーン(122)を有する。バルーン(122)はスリーブ(124,126)からステントを自由にするように膨張する。
請求項(抜粋):
近位端領域、補綴体支持体を有する遠位端領域、少なくとも支持部材に沿って支持体の軸線方向に走行するガイドワイヤルーメン(46)を規定する支持体壁、前記ガイドワイヤルーメン(46)をガイドワイヤに入れるために支持部材の遠位端に配置された第1の開口部、及びガイドワイヤルーメン(46)から出るガイドワイヤの出口を提供しかつ支持体(38)が補綴体支持部材に沿ってのみガイドワイヤルーメン内にガイドワイヤを保持するため支持部材の近位端で搬送壁を通る第2の開口部を有し、前記支持体(38)は補綴体支持部材に沿ってのみガイドワイヤルーメン(46)内にガイドワイヤを含む細長い補綴体支持体(38)と、 支持体(38)の支持部材に沿って搬送状態で補綴体を解放可能に支持する補綴体保持装置(20)であって、補綴体が搬送中に身体のルーメンの治療場所に補綴体の搬送を容易にするためにその軸線方向の長さに沿って小さい半径を有する補綴体保持装置(20)と、 補綴体支持部材が治療場所近傍に配置されるとき、補綴体を解放し、治療箇所で半径方向に展開した状態で補綴体の展開を容易にする保持装置(20)と動作的に関連する制御装置(26)とを有する身体のルーメンの治療箇所で補綴体を展開する装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特許第565686号

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