特許
J-GLOBAL ID:200903010957130276

超音波モータの駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-063923
公開番号(公開出願番号):特開平5-276769
出願日: 1992年03月19日
公開日(公表日): 1993年10月22日
要約:
【要約】【目的】 振動子のスプリアス振動での発振を抑制し、移相の変化の傾きを、振動子の共振周波数近傍で小さくし、安定な自励振回路を得る。【構成】 超音波モータのステータ1は振動子1aに駆動電極1c1、1c2検出電極1c3を有する圧電素子1bが接合される。ステータの振動が、検出電極1c3により検出されて、フィルタ2によって不要な周波数成分が除去される。フィルタ2の出力は、一方は増幅器3で増幅され、駆動電極1c2にフィードバックされる。他方はスイッチ7で信号の位相差を180 ゚反転させるインバータ6を挿入するか、否かの選択を行い、モータの正逆転を切り換え、ステータに進行波を発生させるために、90 ゚位相を回転させる移相器5、増幅器4により、電極1c1にフィードバックされる。
請求項(抜粋):
高周波の交流を出力する増幅器と、超音波モータのステータの振動を検出する圧電振動子を接合されたステータを備え、前記圧電振動子より検出された信号を増幅器にフィードバックして自励振させる超音波モータの駆動回路において、前記圧電振動子より検出された信号の必要周波数をろ波するフィルタと、前記フィルタの次数を選択するためのフィルタ次数選択手段と、前記フィルタの遮断周波数を調整するための遮断周波数調整手段と、を有することを特徴とする超音波モータの駆動回路。

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