特許
J-GLOBAL ID:200903010966774267

生検装置を用いた組織採取の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-095632
公開番号(公開出願番号):特開2000-316867
出願日: 2000年03月30日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】 軽量で操作しやすい生検装置を用いて外科手術患者から少なくとも一つの組織試料を採取または除去することを自動的に制御するための装置を提供する。【解決手段】 カッターの回転及び並進運動用のモータが設けられた生検装置による組織試料の除去等を制御する装置は、2つのモータの連動制御を行うためのコンピューティング装置と、カッター回転速度測定のためにコンピューティング装置に対して回転信号を供給する第1のセンサと、カッター並進運動速度及び並進運動位置を測定するためにコンピューティング装置に対して並進運動信号を供給する第2のセンサと、コンピューティング装置からの並進運動命令及び回転命令に応答して並進運動モータ及び回転モータをそれぞれ駆動させる第1のドライバ及び第2のドライバとを備え、さらにカッターに作用する回転抵抗と並進運動位置とに応答してカッターの回転速度及び並進運動速度を自動的に修正する。
請求項(抜粋):
内孔が軸方向に沿って形成された伸長型穴あけ器と、前記穴あけ器に相関して回転自在かつ軸方向に沿って位置決め可能なカッターとを備え、前記穴あけ器は前記組織試料を採取して前記内孔に移すためのポートが形成され、さらに前記カッターを回転させるための回転モータと前記カッターを軸方向に並進運動させるための並進運動モータとが設けられた外科用の生検装置を用いて所定の組織から少なくとも1つの組織試料を採取することを制御するための装置であって、(a)前記回転モータ及び前記並進運動モータの連動制御を行うためのコンピューティング装置と、(b)前記カッターの回転速度を測定するために前記コンピューティング装置に対して回転信号を供給するために前記回転モータに動作可能なかたちで接続した第1のセンサと、(c)前記カッターの並進運動速度及び並進運動位置を測定するために前記コンピューティング装置に対して並進運動信号を供給するために前記並進運動モータに動作可能なかたちで接続した第2のセンサと、(d)前記コンピューティング装置からの並進運動命令に応答して前記並進運動モータを駆動させる第1のドライバと、(e)前記コンピューティング装置からの回転命令に応答して前記回転モータを駆動させる第2のドライバとを備え、さらに、前記カッターに作用する回転抵抗と前記並進運動位置とに応答して前記カッターの前記回転速度及び前記並進運動速度を自動的に修正することを特徴とする制御装置。
IPC (2件):
A61B 10/00 103 ,  G01N 33/48
FI (2件):
A61B 10/00 103 B ,  G01N 33/48 S

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