特許
J-GLOBAL ID:200903010968599934

重合体ラテックスの回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白井 重隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-122841
公開番号(公開出願番号):特開平9-286815
出願日: 1996年04月22日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 脱モノマー処理した重合体ラテックスから、微粉の少ない重合体を回収すること。【解決手段】 残留モノマー含量を一定値以下にした重合体ラテックスを、特定の凝固温度、凝固剤濃度、および攪拌条件において凝固し、さらに必要に応じて得られる凝固スラリーを特定の条件で熱処理し、凝固粒子の粉体特性を改良する。
請求項(抜粋):
残留モノマー含量が重合体成分に対して10,000ppm以下の重合体ラテックスを、下記(イ)〜(ハ)の条件下で凝固することを特徴とする重合体ラテックスの回収方法。(イ)凝固温度(°C);(Tv-15)<凝固温度(°C)<(Tv+35)〔ただし、Tvは、回収される重合体のビカット軟化点(°C)を示す。〕(ロ)凝固剤濃度;凝固剤が塩であって、その凝固剤の陽イオンが1価のときC≦凝固剤濃度(mmol/l)≦(C+2,000)凝固剤が塩であって、その凝固剤の陽イオンが2価のときC≦凝固剤濃度(mmol/l)≦(C+30)凝固剤が塩であって、その凝固剤の陽イオンが3価のときC≦凝固剤濃度(mmol/l)≦(C+10)凝固剤が酸のときC≦凝固剤濃度(mmol/l)≦(C+30)〔ただし、Cは、凝析値(mmol/l)を示す。〕(ハ)重合体ラテックスと凝固剤は、攪拌下に接触し、その攪拌翼の先端の周速が、10≦攪拌翼先端の周速(cm/s)≦500

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