特許
J-GLOBAL ID:200903010978324011
動脈系医学情報検査装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
稲本 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-172983
公開番号(公開出願番号):特開平8-033615
出願日: 1994年07月26日
公開日(公表日): 1996年02月06日
要約:
【要約】【目的】 止血の状態で計測することにより抹消抵抗の影響を受けること無く、非観血に容易に、後負荷、腕のコンプライアンス及び代謝等の医学情報を得る。【構成】 心臓側から末梢側に延びる動脈に沿った3つの位置に順に配設された圧力センサ1、2及び血流制御素子3に対する押圧力を血流遮断状態から徐々に低下させ、圧力センサ2から得られる血流通過限界の直前状態での押圧力を一定に制御し、圧力センサ1から得られる圧変化から、レベル検出回路10、カウンタ11及びタイマ12により心拍周期を測定し、レベル検出回路10、底部検出器14、カウンタ15及びタイマ16により時定数を測定し、レベル検出回路10、微分回路17、底部検出器18、カウンタ19及びタイマ20により伝搬駆出時間を測定し、演算器22、23及び除算器25で医学情報を算出する。
請求項(抜粋):
心臓側から末梢側に延びる動脈に沿った3つの位置のうち心臓側の位置に配設される第1圧力センサと、前記3つの位置のうち中間位置に配設される第2圧力センサと、前記3つの位置のうち末梢側に配設される血流制限素子と、前記3つの位置において同圧にて血流通過制限を行う押圧手段と、前記押圧手段の押圧力を血流遮断状態から徐々に低下させ、前記第2圧力センサから検出出力が得られる血流通過限界の直前状態で前記押圧力を一定に制御する押圧制御手段と、前記押圧制御手段が前記押圧力を一定に制御しているときに前記第1圧力センサから得られる圧変化から心拍周期を測定する心拍周期測定手段と、前記押圧制御手段が前記押圧力を一定に制御しているときに前記第1圧力センサから得られる圧変化の時定数を測定し第1の医学情報を算出する時定数測定手段と、前記押圧制御手段が前記押圧力を一定に制御しているときに前記第1圧力センサから得られる圧変化を微分する微分手段と、前記微分手段の出力より伝播駆出時間を測定する伝播駆出時間測定手段と、前記測定された前記伝播駆出時間を前記測定された前記時定数で除算し第2の医学情報を算出する除算手段と、前記測定された前記心拍周期及び前記測定された前記時定数とに基づいて所定の演算を行い第3の医学情報を算出する演算手段とを備えたことを特徴とする動脈系医学情報検査装置。
前のページに戻る