特許
J-GLOBAL ID:200903010981119518

均一で安定な穀類の懸濁液

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-509131
公開番号(公開出願番号):特表平9-505204
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】天然のオート麦の味と香りを有する均一で安定な穀類の懸濁液及びその調製方法が記載されている。穀類の懸濁液は、出発原料からの完全なβ-グルカンを含有し、以下の工程によって調製される。A)ロールドオート又は他の熱及び水処理されたオート麦をミールに、乾燥又は湿潤粉砕する工程、B)ミールが乾燥粉砕によって製造された場合は、オートミールを水に懸濁させる工程、C)粗繊維粒子を除去するために、懸濁液を任意に遠心分離又はデカントする工程、D)本質的にマルトース単位を生じさせ、グルカン消化酵素及びプロテイナーゼ効果を有しないβ-アミラーゼで、懸濁液を、10〜100s-1の剪断速度範囲で粘度3〜0.1Pasまで処理する工程、E)本質的にマルトース単位を生じさせ、グルカン消化酵素及びプロテイナーゼ効果を有しないα-アミラーゼで、懸濁液を、10〜100s-1の剪断速度範囲で粘度0.5Pas未満まで処理する工程、F)好ましくは、酵素で処理された懸濁液を均質化する工程、及び、G)添加された酵素を不活性化する間、滅菌製品を得るために、UHT処理(UHT=超高温)に懸濁液をかける工程。
請求項(抜粋):
天然のオート麦の味と香りを有する均一で安定な穀類の懸濁液において、それは出発原料からの完全なβ-グルカンを含有し、以下の工程によって調製されることを特徴とする前記懸濁液であって、前記の工程が、A)ロールドオート又は他の熱及び水処理されたオート麦をミールに、乾燥又は湿潤粉砕する工程、B)ミールが乾燥粉砕によって製造された場合は、オートミールを水に懸濁させる工程、C)粗繊維粒子を除去するために、懸濁液を任意に遠心分離又はデカントする工程、D)本質的にマルトース単位を生じさせ、グルカン消化酵素及びプロテイナーゼ効果を有しないβ-アミラーゼで、懸濁液を、10〜100s-1の剪断速度範囲で粘度3〜0.1Pasまで処理する工程、E)本質的にマルトース単位を生じさせ、グルカン消化酵素及びプロテイナーゼ効果を有しないα-アミラーゼで、懸濁液を、10〜100s-1の剪断速度範囲で粘度0.5Pas未満まで処理する工程、F)好ましくは、酵素で処理された懸濁液を均質化する工程、及び、G)添加された酵素を不活性化する間、滅菌製品を得るために、UHT処理(UHT=超高温)に懸濁液をかける工程である前記懸濁液。
IPC (2件):
A23L 1/105 ,  A23L 1/10
FI (2件):
A23L 1/105 ,  A23L 1/10 H
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平3-503367

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