特許
J-GLOBAL ID:200903010985147850

難燃ゴムタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-013990
公開番号(公開出願番号):特開平5-201201
出願日: 1992年01月29日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 耐摩耗性、耐偏摩耗、耐クラック性を損ねることなく、ゴムタイヤを着火、燃焼し難いものとする。【構成】 トレッドゴム層12を難燃ゴム組成物とする。接地面に設けられた周方向主溝20を、ジグザグ状に周方向に延在させる。周方向主溝20は、溝空間のシースルー部(溝の屈曲部の側壁の凸部によって遮られるこなく周方向に連続する空間部分)を有さず、溝の各側壁の凸部を周方向に結ぶ線(図2想像線A)を両側壁で一致させる。周方向主溝20の側壁の屈折部20Aは、曲率半径(R)10mmの曲率で滑らかに連接させる。周方向主溝20の両側には、周方向主溝20と平行に離して細溝22を設ける。ジグザグの凸部でシースルー部が遮るようにしたため、煙突効果が抑制され、難燃ゴム組成物の難燃作用との相乗効果によって延焼が防止される。また、細溝によって、横力による周方向主溝に沿って生じるリバーウェアー偏摩耗の進展が防止される。
請求項(抜粋):
タイヤ周方向にジグザグ状に延びる複数の周方向主溝が形成されるトレッドゴム層と、前記トレッドゴム層のタイヤ幅方向両側に連なりタイヤ径方向内側に向かってビード部近傍まで延在するサイドゴム層からなる外皮ゴム部と、前記外皮ゴム部の内側に補強部とを備えたゴムタイヤにおいて、少なくとも周方向主溝の外表部を酸素指数が19.8以上、27.5以下の範囲とされた難燃ゴム組成物で形成し、前記周方向主溝の溝空間がタイヤ周方向に直線状に連続するシースルー部を有さないことを特徴とする難燃ゴムタイヤ。
IPC (3件):
B60C 1/00 ,  B60C 11/00 ,  B60C 11/06

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