特許
J-GLOBAL ID:200903010986644580

ディジタル通信網における音声通信制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂坂 和雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-131528
公開番号(公開出願番号):特開平7-336394
出願日: 1994年06月14日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】本発明は時分割多重伝送路を含む有線システムと無線用の圧縮符号を用いた無線システムとの相互接続を行うディジタル通信網における音声通信制御方式に関し,有線・無線の相互乗り入れ時に起こる音声品質の劣化と回線効率の低下を防止することを目的とする。【構成】有線システムの多重伝送路の両端に設けた各多重装置に無線システム用の圧縮符号への符号化と,圧縮符号をべースバンド信号へ復号する符号・復号器を設ける。有線システムの端末から多重装置を介してリンク接続する際,端末側の多重装置と対向する多重装置の符号・復号器は,次段へリンクが形成されるとリンク先に対し有線・無線の種別を確認するためにリンク確認要求を送出し,リンク先からリンク応答を検出すると,応答内容に応じて符号化及び復号化の機能を設定すると共に対向する多重装置の符号・復号器へ通知して符号・復号の処理状態を設定するよう構成する。
請求項(抜粋):
交換機間に時分割多重伝送路を含むディジタル有線システムと無線用の圧縮符号による音声通信を含むディジタル無線システムとの相互接続を行うディジタル通信網における音声通信制御方式であって,前記有線システムの時分割多重伝送路の両端に設けた各多重装置に回線と対応して入力信号を多重化するために無線システム用の圧縮符号へ符号化し,分離された圧縮符号をべースバンドのPCM信号へ復号する符号・復号器を設け,各符号・復号器は通常時に誤り訂正ビットを無効とする状態に設定され,有線システムの端末からの呼を多重化装置を介して接続する際,前記端末側の一方の多重装置と対向する他方の多重装置の符号・復号器は,次段へのリンクが形成されるとリンク先に対し有線システムか無線システムかを確認するためのリンク確認要求を送出し,リンク先からリンク先の状態を通知するリンク応答を検出すると,応答内容に応じて符号化及び復号化の機能を設定すると共に,前記一方の多重装置に対して前記リンク先の状態を通知し,前記一方の多重装置の符号・復号器は,前記のリンク先の状態を検出に応じて,符号・復号の処理状態を設定することを特徴とするディジタル通信網における音声通信制御方式。
IPC (6件):
H04L 12/66 ,  H04B 1/66 ,  H04B 14/00 ,  H04J 3/00 ,  H04M 3/00 ,  H04Q 11/04
FI (2件):
H04L 11/20 B ,  H04Q 11/04 Z

前のページに戻る