特許
J-GLOBAL ID:200903011002434692

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 武男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-289590
公開番号(公開出願番号):特開平8-146803
出願日: 1994年11月24日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 使用するシートサイズによって異なる非通紙部分の放熱が重点的になされるよう構成された定着装置を提供する。【構成】 加圧ローラ3に接触して加圧ローラ3の熱を放散させる放熱ローラ4の直径が,センター基準通紙の場合,その中央部から両端部にかけて徐々に大きくなるように形成されているので,放熱ローラ4は加圧ローラ3の両端部側に接触して両端部側から重点的に熱を放散させる。小さいサイズのシートを処理するときには各ローラの中央部分のみが通紙範囲として使用され,その端部部分の非通紙範囲では熱消費がないため温度が上昇し,加圧ローラ3の軸方向の温度分布は端部側で高くなるが,放熱ローラ4は端部側に重点的に接触するので,温度の高い部分から熱を放散させ,加圧ローラ3の温度上昇による膨張により直径が増すと放熱ローラ4が加圧ローラ3に接触する範囲は広がり温度の高い部分で熱の放散が更に高くなり,加圧ローラ3の軸方向の温度分布は均一化される。
請求項(抜粋):
トナー像が転写されたシートを加熱ローラと加圧ローラとの間に通して上記トナー像をシート上に定着させる定着装置であって,上記加圧ローラに放熱ローラを接触させて加圧ローラの熱を放散させるように構成された定着装置において,上記放熱ローラと加圧ローラとの軸間距離を不変とすると共に,加圧ローラ及び/若しくは放熱ローラを弾性材料で構成し,更に,放熱ローラの直径が中央部から両端部にかけて又は所定位置から一方の端部にかけて徐々に大きくなるように形成されてなることを特徴とする定着装置。
IPC (4件):
G03G 15/20 103 ,  G03G 15/20 102 ,  G03G 15/20 109 ,  B65H 5/06

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