特許
J-GLOBAL ID:200903011005978898

免疫系活性を調節する及び炎症を阻害するための細胞調節親油性ペプチド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-544102
公開番号(公開出願番号):特表2001-526641
出願日: 1998年04月10日
公開日(公表日): 2001年12月18日
要約:
【要約】リンパ球細胞の細胞障害性を阻害する、炎症性サイトカインの生産を阻害する、及びそのようなサイトカインに関連する炎症反応を阻害する、ヘム含有酵素の活性を阻害する並びに自己免疫疾患の発症のおそれのある哺乳類の当該疾患の発症を遅延するのに有用なコンピュータープログラムにより誘導された配列を含んで成る新規のオリゴペプチドを提供する。対象組成物をリンパ球及び本来リンパ球を活性化するであろう細胞を含んで成る混合物と接触させることにより、標的細胞の溶解が実質的に阻害されうる。これらのオリゴペプチドは対象の組成物に活性を変えるために多種多様なその他の基又は化合物と連結させてよい。対象組成物は特に異種又は同種異系移植片の関与する組織に対するリンパ球攻撃を阻害するため、又は炎症性サイトカインの生産及びそれに関わる炎症反応を阻害するために宿主に任意の慣用の手段により投与してよい。対象組成物はヘム含有酵素の活性の阻害においても利用されうる。
請求項(抜粋):
表Iにおけるパラメーターにより規定される少なくとも9個のアミノ酸のオリゴペプチドであって、ここで当該アミノ酸が天然L異性体、そのD異性体及びノルロイシンであり、且つ(a)HLA-Bα1-ドメイン75-84の天然配列、(b)ヒトT細胞レセプターα鎖のトランスメンブラン配列の天然配列、及び(c)当該オリゴペプチドの活性部分として2より多くの突然変異を有する(a)又は(b)のいずれかの突然変異配列以外の配列を含んで成るオリゴペプチド。
IPC (10件):
C07K 7/06 ZNA ,  A61K 38/00 ,  A61P 1/00 ,  A61P 29/00 101 ,  A61P 37/02 ,  A61P 43/00 111 ,  C07K 7/08 ,  C07K 14/00 ,  C12N 15/09 ,  C12P 21/00
FI (10件):
C07K 7/06 ZNA ,  A61P 1/00 ,  A61P 29/00 101 ,  A61P 37/02 ,  A61P 43/00 111 ,  C07K 7/08 ,  C07K 14/00 ,  C12P 21/00 C ,  C12N 15/00 A ,  A61K 37/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • J. Heart Lung Transplant., 1996, Vol.15, pp.78-87
  • J. Heart Lung Transplant., 1996, Vol.15, pp.78-87

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