特許

J-GLOBAL ID：200903011016759462

対地絶縁抵抗測定装置

発明者： 鵜野 克彦 ,  弦川 悟
出願人/特許権者： 日新電機株式会社
代理人 (1件)： 小森 久夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-062999
公開番号（公開出願番号）：特開平8-262077
出願日： 1995年03月22日
公開日（公表日）： 1996年10月11日
要約：

【要約】【目的】 バンク単位またはフィーダ単位の対地絶縁の劣化傾向を容易に把握できるようにし、低圧回路の予測保全に利用できる対地絶縁抵抗測定装置を提供する。【構成】 配電用変圧器の2次側と大地間に測定用電圧信号を印加し、配電用変圧器の2次側の配電線に流れる測定用電流信号を抽出し、各配電線の対地絶縁抵抗値を求めるとともに、これをトレンドグラフとして表示する。【効果】 各配電線の対地絶縁抵抗の劣化傾向が容易に把握できるようになり、絶縁劣化の生じた配電線として確実に検出できるようになる。

請求項（抜粋）：

配電用変圧器の2次側と大地間に少なくとも電圧注入用抵抗を接続し、商用周波とは異なる周波数の測定用電圧信号を前記電圧注入用抵抗の両端に印加する手段と、前記電圧注入用抵抗を介して前記配電用変圧器の2次側と大地間に流れる電流を検出し、該電流のうち前記測定用電圧信号と同相成分の信号を測定用電流信号として抽出する手段と、前記測定用電流信号の大きさと前記測定用電圧信号の大きさとから前記配電用変圧器の2次側と大地間の絶縁抵抗値を求める絶縁抵抗算出手段と、前記絶縁抵抗算出手段により順次求められた絶縁抵抗値を一方の軸にとり、これに交差する他方の軸に経過時間をとって、前記絶縁抵抗値の経時変化をグラフ表示する手段とを備えてなる対地絶縁抵抗測定装置。