特許
J-GLOBAL ID:200903011020938916

線材収納方法と線材収納装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-296390
公開番号(公開出願番号):特開平9-136767
出願日: 1995年11月15日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【解決手段】 上端大径の円錐形外筒部2と、上端小径の円錐形で外筒部内周面2aと同じテーパ角度の外周面3aを備えた内筒部3を同芯配置し、下端側を底板部4で連結して収納部1を形成した線材収納容器Aと、線材Wを螺旋状に巻き回しながら螺旋中心軸芯X方向に供給する手段B1と、軸芯Xを収納部1周方向に相対回動させる手段B2を設け、軸芯Xを、内周面2aの一つの母線2Vと平行で、母線2Vと筒軸芯Yとを含む仮想平面Z内に維持しながら、収納部1周方向に相対回動させ、螺旋状に巻き回した線材Wを軸芯X方向に供給し、螺旋外周側が内周面2aに接し、螺旋内周側に内筒部3が入り込む状態で、線材収納部1に分散収納する。【効果】 一定の螺旋径で供給される線材を、線材収納部内における収納位置にかかわらず、安定した姿勢で線材収納部に収納でき、しかも、収納した線材を線材収納部から繰り出す際に、所望の繰り出し速度で繰り出し易い。
請求項(抜粋):
上端側ほど大径の円錐形状に形成されている外筒部(2)と、上端側ほど小径の円錐形状に形成され、かつ、前記外筒部(2)の内周面(2a)と同じテーパ角度の外周面(3a)を備えている内筒部(3)とを、前記外筒部(2)の内側に前記内筒部(3)が入り込む状態で同芯状に配置するとともに、前記外筒部(2)の下端側と前記内筒部(3)の下端側とを環状の底板部(4)で連結して、前記外筒部(2)と前記内筒部(3)との間に環状の線材収納部(1)が形成されている線材収納容器(A)と、線材(W)を螺旋状に巻き回しながらその螺旋中心軸芯(X)方向に沿って下向きに供給する線材供給手段(B1)と、前記螺旋中心軸芯(X)を前記線材収納部(1)の周方向に沿って相対回動させる回動手段(B2)とを設けて、前記螺旋中心軸芯(X)を前記線材収納部(1)の周方向に沿って相対回動させながら、螺旋状に巻き回した線材(W)をその螺旋中心軸芯(X)方向に沿って前記線材収納部(1)に供給し、その供給した線材(W)を、螺旋外周側が前記外筒部(2)の内周面(2a)に接し、かつ、螺旋内周側に前記内筒部(3)が入り込む状態で、前記線材収納部(1)の周方向に沿って分散収納する線材収納方法であって、前記螺旋中心軸芯(X)を、前記外筒部(2)の内周面(2a)の一つの母線(2V)と平行で、かつ、前記母線(2V)と前記外筒部(2)の筒軸芯(Y)とを含む仮想平面(Z)内に位置している状態に維持しながら、前記線材収納部(1)の周方向に沿って相対回動させる線材収納方法。
FI (2件):
B65H 54/80 A ,  B65H 54/80 C

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