特許
J-GLOBAL ID:200903011029017066
アルミニウム合金製品及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
伊東 忠彦
, 大貫 進介
, 伊東 忠重
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-553531
公開番号(公開出願番号):特表2004-517210
出願日: 2001年09月04日
公開日(公表日): 2004年06月10日
要約:
鋼板、鋳造物、及び押出し加工品を例とする、一体型翼スパー、リブ、及びウェブなどの航空機構造部材の製作に適したアルミニウム合金製品であって、約6ないし10重量百分率の亜鉛;約1.2ないし1.9重量百分率のマグネシウム;約1.2ないし2.2重量百分率の銅;及び約0.05ないし0.4重量百分率のジルコニウムで構成し、平衡物がアルミニウム、付随要素、及び、不純物を含み、前記マグネシウムの重量百分率値が、前記銅の重量百分率値に0.3を加えた値以下であることを特徴するところの、合金製品である。好ましくは、前記合金は、約6.9ないし8.5重量百分率の亜鉛;約1.2ないし1.7重量百分率のマグネシウム;約1.3ないし2重量百分率の銅を含むことである。この合金は、その厚ゲージにおいて、強度及び破壊靱性の向上された組み合わせを保有する。好適実施例による3ステージ手法による高温時効処理されると、この合金は、シーコースト条件下を含むSCC特性に優れたものになる。
請求項(抜粋):
(a)溶液熱処理され、クエンチングされ、及び高温時効処理される厚部分を有する製品において、及び
前記製品で製造される部品において、
強度、破壊靱性、及び腐蝕耐性からなるグループより選ばれた少なくとも二つの特性を持つ向上された組み合わせを特徴とし;若しくは、
(b)緩慢にクエンチングされる薄部材製品において、及び
前記薄部材製品で製造される部品において、
前記緩慢なクエンチングの結果生じる強度の劣化が少ないことを特徴とする;アルミニウム合金製品であって、前記合金が:
約6ないし10重量百分率の亜鉛;
約1.2ないし1.9重量百分率のマグネシウム;及び
約1.2ないし2.2重量百分率の銅;
で構成され、
0.4重量百分率以下のジルコニウム、0.4重量百分率以下のスカンジウム、及び、0.3重量百分率以下のハフニウムからなるグループの中から一つ以上の要素が選ばれ、構成され;
前記合金が任意で:
約0.06重量百分率以下のチタン;
約0.03重量百分率以下のカルシウム;
約0.03重量百分率以下のストロンチウム;
約0.002重量百分率以下のベリリウム;及び
約0.3重量百分率以下のマンガン;
で構成され、かつ、
平衡物がアルミニウム、付随要素、及び不純物で構成されることを特徴とするアルミニウム合金製品。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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