特許
J-GLOBAL ID:200903011032638934

剛性の向上した車体用箱型構造部材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-356738
公開番号(公開出願番号):特開平10-181634
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 箱型部材中に樹脂系発泡材を確実に均一発泡・充填することができ、剛性の向上した車体用箱型構造部材及びその製造方法を提供する。【解決手段】 鋼板から構成される箱型部材中に、樹脂系発泡体を充填して成る箱型構造部材2である。エポキシ樹脂系発泡体1は、既発泡の発泡体と、車体電着塗装時の焼き付け工程で発泡させた発泡体とを有する。既発泡の発泡体の側面と鋼板の内側面との間には、粘着層が設けられる。鋼板と既発泡の発泡体との隙間には、焼き付け工程で発泡させた発泡体が配置される。アウターパネルの内側面に粘着剤を塗布し、ここに既発泡発泡体を貼着する。未発泡発泡材を既発泡発泡体の他の5側面に貼着した後、インナーパネルをアウターパネルに溶接して箱型部材を組み上げ、脱脂・洗浄し、電着塗装を施す。その後、塗装焼き付け工程で、未発泡発泡材を発泡させる製造方法である。
請求項(抜粋):
鋼板から構成された箱型部材の内部閉断面空間に樹脂系発泡材を充填して成る車体用箱型構造部材において、上記樹脂系発泡材が、上記閉断面空間とほぼ同じ形状を有する第1樹脂系発泡体と、この第1樹脂系発泡体の少なくとも1つの側面と接する第2樹脂系発泡体とを有し、上記第1樹脂系発泡体と上記箱型部材の少なくとも1つの内側面との間には、粘着層及び/又は係止具が配設され、上記第2樹脂系発泡体が、上記内側面以外の内側面と接していることを特徴とする車体用箱型構造部材。
IPC (2件):
B62D 25/00 ,  C08L 63/00
FI (2件):
B62D 25/00 ,  C08L 63/00 Z

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