特許
J-GLOBAL ID:200903011033013555
表面性状が良好で耐食性、成形加工性および耐リジング性に優れたフェライト系ステンレス鋼
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-171879
公開番号(公開出願番号):特開2000-001757
出願日: 1998年06月18日
公開日(公表日): 2000年01月07日
要約:
【要約】【解決手段】 フェライト系ステンレス鋼において、鋼成分中とくにAlを0.005wt%以下に制限し、かつVおよびNbを合計量:0.04〜0.1 wt%、V/Nb=2.0 〜5.0 を満足する範囲で添加すると共に、鋼中の脱酸生成物に起因した酸化物系介在物の組成を、Ti酸化物:20〜90wt%、 Al2O3:50wt%以下およびCaO:5〜50wt%の範囲に制御する。【効果】 連続鋳造時にノズル閉塞を生じることなしに、酸化物系介在物に起因した表面欠陥がなく、また耐食性に優れ、さらには成形加工性および耐リジング性にも優れたフェライト系ステンレス鋼が安定して得られる。
請求項(抜粋):
C:0.02wt%以下、 Si:1.0 wt%以下、 Mn:1.0 wt%以下、 Cr:5〜50wt%、 P:0.05wt%以下、 S:0.015 wt%以下、 N:0.02wt%以下、 Al:0.005 wt%以下、 O:0.01wt%以下、 Ti:0.08wt%以上かつ6×(C+N)以上、0.5 wt%以下、 (V+Nb):0.04〜0.1 wt%でかつV/Nb=2.0 〜5.0 、 Ca:0.0005〜0.0050wt%を含有し、残部は実質的にFeの組成になり、鋼中の脱酸生成物に起因した酸化物系介在物の組成が、Ti酸化物:20〜90wt%、 Al2O3:50wt%以下およびCaO:5〜50wt%の範囲を満足することを特徴とする表面性状が良好で耐食性、成形加工性および耐リジング性に優れたフェライト系ステンレス鋼。
IPC (3件):
C22C 38/00 302
, C22C 38/28
, C22C 38/32
FI (3件):
C22C 38/00 302 Z
, C22C 38/28
, C22C 38/32
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