特許
J-GLOBAL ID:200903011038708403

車両の振動低減装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-219692
公開番号(公開出願番号):特開平8-080752
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 加振機の位相を迅速に最適位相に到達させて、加振機による車体振動の低減効果を最大限に確保する。【構成】 車体振動を低減するための振動を発生する加振機と、車室フロア部に取付けられ車体振動を検出する振動センサとを備え、加振機による車体振動の低減効果が最も発揮されるように、振動センサの信号を受けながら加振機による振動の位相を所定のステップ幅ずつ変更するフィードバック制御をする。この制御では、予め各運転モード毎に対応した最適な位相を求めてマップ化した最適位相マップを有し、運転モードが変化するとき上記最適位相マップから変化後の運転モードに対応した最適位相を読み取り、該位相を加振機による振動の初期位相としてフィードバック制御を開始する。その制御開始前の車体振動V1 と制御開始後の車体振動V1 との比(V2 /V1 )に応じて、ステップ幅を変更したり、位相を180度反転したりする。
請求項(抜粋):
車体振動を低減するための振動を発生する加振機と、車体の所定箇所に取付けられ該所定箇所の車体振動を検出する振動センサと、上記加振機による車体振動の低減効果が最も発揮されるように、上記振動センサの信号を受けながら加振機による振動の位相を所定のステップ幅ずつ変更するフィードバック制御をする制御手段とを備えた車両の振動低減装置において、上記制御手段は、車両の所定の運転モードを検知する運転モード検知部と、予め各運転モード毎に対応した最適な位相を求めてマップ化した最適位相マップと、運転モードが変化するとき上記最適位相マップから変化後の運転モードに対応した最適位相を読み取り、該位相を加振機による振動の初期位相としてフィードバック制御を開始するフィードバック制御部と、その制御開始前後の車体振動の変化状態に応じて制御要素を変更する制御要素変更部とを有していることを特徴とする車両の振動低減装置。
IPC (4件):
B60K 5/12 ,  F16F 15/02 ,  G05D 19/02 ,  B60G 17/015

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