特許
J-GLOBAL ID:200903011042235978

エアバッグ内蔵ピラーガーニッシュの取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 憲秋 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-310826
公開番号(公開出願番号):特開2000-135956
出願日: 1998年10月30日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】【課題】 ピラーガーニッシュの外観が良好でしかも簡単な構造で、かつエアバッグの展開時にピラーガーニッシュの外れや破壊等を生じにくいエアバッグ内蔵ピラーガーニッシュの取付構造を提供する。【解決手段】 合成樹脂製ピラーガーニッシュ10の裏面に突出形成された座部17に、棒状固定金具30一端の頭部31を埋設し、該棒状固定金具の他端側の係止部33を車体ピラー部の係止孔25に挿入係止するようにしたエアバッグ内蔵ピラーガーニッシュ10の取付構造において、前記棒状固定金具30の頭部31を予め合成樹脂の被覆層40で覆い、前記座部の側面で包囲されたピラーガーニッシュの厚みを均一にするとともに、被覆層の樹脂をポリプロピレンが40wt%以上、示差走査熱量測定(DSC)によるポリプロピレンの融解熱量を示すピーク面積S1と、ポリプロピレンよりも低温で融解する成分の融解熱量を示すピーク面積S2の関係が、S2/S1<1/2となるようにした。
請求項(抜粋):
合成樹脂製ピラーガーニッシュの裏面に突出形成した座部に、軸部の一端を大径の頭部とし該軸部の他端側に係止部を設けた棒状固定金具の前記頭部をピラーガーニッシュの射出成形時に埋設し、前記棒状固定金具の係止部を車体ピラー部の係止孔に挿入係止して当該ピラーガーニッシュを取り付け、前記ピラーガーニッシュ裏側に収容したエアバッグの膨張によるピラーガーニッシュの押し曲げ時に、前記棒状固定金具と係止孔との係合によってピラーガーニッシュの外れを防止するようにしたエアバッグ内蔵ピラーガーニッシュの取付構造において、前記棒状固定金具の頭部を合成樹脂の被覆層で覆って該被覆層の表面を前記座部の側面で包囲される部分のピラーガーニッシュ表面形状と等しくすることによって、前記座部の側面で包囲される部分のピラーガーニッシュの厚みを略均一にするとともに、前記ピラーガーニッシュを構成する樹脂がポリオレフィン系熱可塑性エラストマーからなり、前記被覆層を構成する樹脂がポリプロピレンを40wt%以上含み、かつ示差走査熱量測定(DSC)により表される、前記ポリプロピレンの融解熱量を示すピーク面積S1と、ポリプロピレンよりも低温で融解する成分の融解熱量を示すピーク面積S2の関係が、S2/S1<1/2であるポリオレフィン系熱可塑性エラストマーからなることを特徴とするエアバッグ内蔵ピラーガーニッシュの取付構造。
IPC (3件):
B60R 13/02 ,  B60R 21/20 ,  B60R 21/22
FI (3件):
B60R 13/02 C ,  B60R 21/20 ,  B60R 21/22
Fターム (23件):
3D023BA01 ,  3D023BB10 ,  3D023BC01 ,  3D023BD08 ,  3D023BE03 ,  3D023BE04 ,  3D023BE24 ,  3D023BE31 ,  3D023BE35 ,  3D023BE36 ,  3D054AA02 ,  3D054AA03 ,  3D054AA06 ,  3D054AA07 ,  3D054AA18 ,  3D054BB21 ,  3D054BB22 ,  3D054BB24 ,  3D054DD07 ,  3D054EE14 ,  3D054EE20 ,  3D054FF04 ,  3D054FF17
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭56-017738
  • 車両用内装材の取付構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-204497   出願人:本田技研工業株式会社, クミ化成株式会社

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