特許
J-GLOBAL ID:200903011045050570

アルコール濃度センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-222480
公開番号(公開出願番号):特開平7-077507
出願日: 1993年09月07日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 混合燃料中のイオン性不純物に起因する測定誤差を補償することの可能なアルコール濃度センサを提供する。【構成】 ロジカルオシレータの出力は補償用コンデンサ417を介して接地されるとともに外部電極に供給される。外部電極および中心電極とで構成される検出用コンデンサ421に充電された電荷は放電抵抗422を介して放電されるが、第4のインバータ424からは放電電圧が所定のしきい値電圧にまで低下する時間に比例したデューティ比のパルス列が出力される。このパルス列をフィルタリングしトランジスタ433のコレクタ電流を制御することによりアルコール濃度に比例した電圧信号を得ることが可能である。417の漏洩電流は不純物濃度に比例するため、421に印加される電圧は不純物濃度に比例して減少し、計測誤差が補償される。
請求項(抜粋):
ガソリンとアルコールとを混合した混合燃料の中に浸漬された一対の電極板で構成される検出用コンデンサと、前記電極板にパルス状の電力を供給するパルス電源と、前記パルス電源から供給される電力を前記一対の電極に蓄積された電荷を放電する放電抵抗と、アルコール濃度に比例する信号として前記放電抵抗両端に発生する放電電圧が所定のしきい値電圧以上である時間に比例した電圧を出力する出力部と、を具備するアルコール濃度センサにおいて、ガソリンとアルコールとを混合した混合燃料の中に浸漬されたもう一対の電極板で構成され、一方の電極が前記パルス電源の出力に他の一方の電極が接地された補償用コンデンサを設置することを特徴とするアルコール濃度センサ。

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