特許
J-GLOBAL ID:200903011057890859

多室型空気調和機の冷房制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-236768
公開番号(公開出願番号):特開平6-082111
出願日: 1992年09月04日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、室内側電動膨張弁の開度を制御することにより能力制御を行なう多室型空気調和機において、すべての室内機の冷媒の過熱度が上昇した時に各室内側電動膨張弁前での冷媒の2相化を防止し室内機の能力ダウンを防ぎ、省エネルギー、快適性の面で多大な効果を得ることができる多室型空気調和機の冷房制御装置を提供することを目的とする。【構成】 室内側熱交換器の出口配管の過熱度を検出する過熱度検出手段8と、室温を検出する室温検出手段9と、目標温度を設定する温度設定手段10と、前記過熱度検出手段8で検出した過熱度のすべてが所定値以上の時、室内側電動膨張弁7の開度を各室内機6毎の過熱度変化特性に適応させ閉める第3の開度演算手段19で構成されている。
請求項(抜粋):
能力可変圧縮機、四方弁、室外側熱交換器、室外側電動膨張弁を設置した室外機と、室内側電動膨張弁、室内側熱交換器とを設置した前記室外機に並列に複数台接続した室内機と、前記室内側熱交換器の出口配管の過熱度を検出する過熱度検出手段と、室温を検出する室温検出手段と、目標温度を設定する温度設定手段と、前記室温検出手段の値と前記温度設定手段の値より前記室内側電動膨張弁の開度を演算する第1の開度演算手段と、前記過熱度検出手段で検出した過熱度が所定値以上の時にのみ過熱度異常の信号を出力する過熱度判定手段と、前記室内側電動膨張弁前の冷媒が過冷却状態である時の過熱度変化特性に適合する前記室内側電動膨張弁の開度を演算する第2の開度演算手段と、前記室内側電動膨張弁前の冷媒が2相である時の過熱度変化特性に適合する前記室内側電動膨張弁の開度を演算する第3の開度演算手段と、すべての室内機の前記過熱度判定手段からの信号により過熱度保護信号を出力する過熱度監視手段と、前記過熱度監視手段からの過熱度保護信号が出力された時に前記第3の開度演算手段の制御に切替え、それ以外を前記第2の開度演算手段に切替える過熱度制御切替え手段と、前記第1の開度演算手段の開度結果と前記第2の開度演算手段の開度結果もしくは前記第3の開度演算手段の開度結果から前記室内側電動膨張弁の開度を制御する開度制御手段とを備えた多室型空気調和機の冷房制御装置。
IPC (3件):
F25B 13/00 104 ,  F24F 11/02 102 ,  F24F 11/02

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