特許
J-GLOBAL ID:200903011064238610

無整流子直流モータ駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔵合 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-316345
公開番号(公開出願番号):特開平8-172790
出願日: 1994年12月20日
公開日(公表日): 1996年07月02日
要約:
【要約】【目的】 モータの逆起電力から回転位置情報を得て駆動される無整流子直流モータ駆動装置において、大きな逆トルクの発生を可能にする。【構成】 第1の位置信号合成手段6は固定子巻線2、3、4に発生される逆起電力信号から3相の2つの位置信号群を発生する。メインマグネット5が回転する時の磁束または磁束変化は磁束検出手段10で検出され、パルス発生手段11で波形整形される。第2の位置信号合成手段12は、所定の2つの電流給電端子間にのみ通電しパルス発生手段11の出力信号に応じて通電方向が反転するような2つの位置信号群発生させる。スイッチ手段13は、外部から入力されるトルク方向指令が加速指令時においては第1の位置信号合成手段6からの位置信号群を電力供給手段7に出力し、減速指令時においては第2の位置信号合成手段12からの位置信号群を電力供給手段7に出力する。
請求項(抜粋):
多磁極に着磁されたメインマグネットと、前記メインマグネットと対向する3相の固定子巻線と、前記固定子巻線に前記メインマグネットによって発生される逆起電力に応動した整形信号を得る逆起電力検出手段と、前記整形信号と外部から与えられるトルク指令に応じて3相の第1の位置信号群と3相の第2の位置信号群を発生する第1の位置信号合成手段と、直流電源の一端と前記固定子巻線の電流給電端子の間の電流路を形成して前記第1の位置信号群に応動して通電制御が行われる第1の駆動トランジスタ群と、前記直流電源の他端と前記電流給電端子の間の電流路を形成して前記第2の位置信号群に応動して通電制御が行われる第2の駆動トランジスタ群と、前記メインマグネットが回転する時の磁束または磁束の変化を検出して前記3相の固定子巻線のうちの所定の固定子巻線に発生する逆起電力に対して同位相の信号を出力する磁束検出手段と、前記磁束検出手段の出力信号に応動したパルス信号を出力するパルス発生手段と、前記3相の固定子巻線の所定の2つの電流給電端子間にのみ通電して前記パルス発生手段の出力信号に応じて通電方向が反転するように第3の位置信号群と第4の位置信号群を発生させる第2の位置信号合成手段と、外部から入力されるトルク方向指令が加速指令の時は、前記第1の位置信号合成手段の発生する第1および第2の位置信号群を前記第1および第2の駆動トランジスタ群に出力し、減速指令の時は、前記第2の位置信号合成手段の第3および第4の位置信号群を前記第1および第2の駆動トランジスタ群に出力するスイッチ手段と、を備えた無整流子直流モータ駆動装置。
IPC (2件):
H02P 6/24 ,  H02P 6/16
FI (3件):
H02P 6/02 371 L ,  H02P 6/02 351 L ,  H02P 6/02 351 N

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