特許
J-GLOBAL ID:200903011070756703

ナットがインサート成形された樹脂成形体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 均 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-317055
公開番号(公開出願番号):特開平10-138286
出願日: 1996年11月13日
公開日(公表日): 1998年05月26日
要約:
【要約】【課題】 ナットに取り付けられるボルトなどの取付長さを調節することが可能であり、しかも、ナットと成形体との一体化が容易な構造を持つ樹脂成形体を提供すること。また、樹脂成形体と一体成形されたナットの背後の成形体内部に、ボルトなどの上端が収容される背後空間を、きわめて容易に形成することができる樹脂成形体の製造方法を提供すること。【解決手段】 ナット80のネジ孔82の第1端が金型のキャビティ内周面側に接するように、ナット80を金型のキャビティ内の所定位置に配置し、ナットのネジ孔の第2端には、背後空間形成部材90aの一部を密封状態で挿入し、その後、金型のキャビティ内で射出成形を行い、ナット80がインサートされた樹脂成形体10を成形し、次に、樹脂成形体10に一体化されたナット80のネジ孔82の第1端側から、背後空間形成部材90aを成形体外部に取り出し、ナット80の背後の樹脂成形体10内部に、ネジ孔82に連通する背後空間90を形成する。
請求項(抜粋):
貫通しているネジ孔を有するナットがインサート成形された樹脂成形体であって、前記ナットのネジ孔の第1端が前記樹脂成形体の外側に開口し、前記ナットのネジ孔の第2端側が前記樹脂成形体の内部に埋め込まれ、前記樹脂成形体の内部には、前記ナットのネジ孔の第2端に連通する背後空間が形成してあるナットがインサート成形された樹脂成形体。
IPC (4件):
B29C 45/14 ,  B29C 33/12 ,  B29C 45/00 ,  B29K105:20
FI (3件):
B29C 45/14 ,  B29C 33/12 ,  B29C 45/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-272419

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