制振装置

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：伊東忠彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-336003
公開番号（公開出願番号）：特開平11-166582
出願日： 1997年12月05日
公開日（公表日）： 1999年06月22日
要約：

【要約】【課題】本発明は限られた設置スペースに複数の動吸振器を設置することが難しく異なる方向の振動を制振することができないことを課題とする。【解決手段】第1の動吸振器31Aの枠体33Aは、床面51に敷設された設置プレート52に固定される。第2の動吸振器31Bは、第1の動吸振器31Aの上部に重ねた状態で第1の動吸振器31Aと結合される。その際、第2の動吸振器31Bは、付加質量32Bの移動方向が第1の動吸振器31Aの付加質量32Aの移動方向と直交する向きとなるように取り付けられる。よって、X方向の振動が発生した場合には、第1の動吸振器31Aの付加質量32AがX方向に駆動されてX方向の振動を制振することができる。また、Y方向の振動が発生した場合には、第2の動吸振器31Bの付加質量32BがY方向に駆動されてY方向の振動を制振することができる。

請求項（抜粋）：

構造物に応じた第1の質量を有する第1の付加質量と、前記構造物に設置され前記第1の付加質量を往復動自在に支持する第1の枠体と、前記構造物に応じた第2の質量を有する第2の付加質量と、前記第1の枠体に積重され前記第2の付加質量を往復動自在に支持する第2の枠体と、前記第1の枠体に第2の枠体を積重させた状態で前記両枠体同志を結合させる枠結合部材と、前記構造物の振動を制振するように前記第1、第2の付加質量を同時に駆動する一の駆動部と、からなることを特徴とする制振装置。

IPC (2件)：

F16F 15/02 , E04H 9/02 341

FI (3件)：

F16F 15/02 C , F16F 15/02 A , E04H 9/02 341 D

引用特許：

審査官引用 (12件)

構造物の制振装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-273232 出願人：石丸辰治, 新谷隆弘, 株式会社竹中工務店, 東急建設株式会社
分散型制振装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平3-239665 出願人：株式会社トキメツク, 鹿島建設株式会社
構造物の振動制御装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-012743 出願人：鹿島建設株式会社

全件表示

前のページに戻る