特許
J-GLOBAL ID:200903011078670905

極細段付軸の研削方法、および同研削装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-038558
公開番号(公開出願番号):特開平7-246548
出願日: 1994年03月09日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 極細軸部を有する極細段付軸8を、高精度,高能率で、しかも折損させる虞れ無く研削仕上げ出来る技術を提供する。【構成】 極細段付軸8の大径部は、センタレス研削機におけると類似のブレード1および調整砥石状部材9に支承されて回転せしめられる。研削砥石4は上記極細段付軸8の極細軸部に接触してこれを研削する。バックアップレバー16はその中央部付近を枢支軸15により枢支されていて、スライドベース12と共に図の左方へ送られる。左方へ送られたバックアップレバー16の被動部16bが微調整可能なストッパに当接し、該バックアップレバー16は矢印r4方向に回動するので、バックアップシュー16aは極細段付軸8の極細軸部を矢印aのごとく押しつける。
請求項(抜粋):
円柱状の極細軸と、それよりも大径の基軸とが同心に一体連設された段付軸の極細軸部分を研削する方法において、センタレス研削機のブレードと同様ないし類似のブレードと、センタレス研削機の調整砥石と同様ないし類似の調整砥石状部材とによって前記極細段付軸の大径の基軸の部分を支承し、該調整砥石状部材を回転せしめて極細段付軸を回転せしめつつ、前記のブレードと上記調整砥石状部材との相対的位置を変えることなく、これら双方の部材を、回転しつつある研削砥石に対して相対的に速度Vで接近させ、前記双方の部材に支承されて回転している極細段付軸の極細軸部を研削砥石に接触せしめて該極細軸部の外周面を研削し、かつ、上記のようにして研削されている極細軸部にバックアップシューを摺触せしめるとともに、該バックアップシューを研削砥石に接近せしめる方向に、速度約2Vで移動せしめることを特徴とする、極細段付軸の研削方法。

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