特許
J-GLOBAL ID:200903011083995871

データバックアップ制御装置、及びデータバックアップ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大胡 典夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-172833
公開番号(公開出願番号):特開2000-010809
出願日: 1998年06月19日
公開日(公表日): 2000年01月14日
要約:
【要約】【課題】バックアップアドレスバッファにステータスビットを付加することにより、直前のチェックポイント以降にバックアップした主記憶のアドレスを記憶する機能を持たせ、チェックポイントイメージ以外の中間的なメモリ内容のバックアップを減少させるデータバックアップ制御方式を提供すること。【解決手段】 BIBアクセス制御部108に、バックアップアドレスバッファとこれに対応したステータスビットとを設け、直前のチェックポイント以降にバックアップした主記憶106のアドレスを記憶する機能を持たせ、主記憶のデータの変更が同一アドレスの場合は、そのアドレスの変更前のデータのバックアップをしないことで、チェックポイントイメージ以外の中間的なメモリ内容のバックアップを減少させることにより、通常処理時のバックアップ動作による性能低下を減少させることができる。
請求項(抜粋):
チェックポイントを取得しながら処理を進めていき、チェックポイント取得時のシステムの状態を主記憶上に収集し、この収集したチェックポイント情報と次のチェックポイント取得時までに上記主記憶上の任意のアドレスのデータが変更された場合にこの変更が有ったアドレスの変更前のデータとを格納するビフォアイメージバッファ格納手段を設け、障害が発生した時最後に取得したチェックポイントまでロールバックし上記ビフォアイメージ格納手段に格納した上記チェックポイント情報と上記変更前のデータに基づき処理を再実行することにより障害からの回復を実現するチェックポイントロールバック方式の計算機システムにおける主記憶上のデータのデータバックアップ制御装置にあって、上記主記憶上の任意のアドレスのデータが変更された場合、この変更があったアドレスを保持するバックアップアドレス格納部と、このバックアップアドレス格納部のエントリ毎に対応するステータス格納部とを設け、上記ビフォアイメージ格納手段へのデータ格納の制御を行うビフォアイメージ格納制御手段を設け、このビフォアイメージ格納制御手段は、上記主記憶上のデータに変更が発生することをバストランザクションを監視することで検知し、当該変更が発生する上記主記憶上のデータのアドレスが上記バックアップアドレス格納部に保持されているか判定する機能と、上記変更が発生する上記主記憶上のデータのアドレスが上記バックアップアドレス格納部に保持されていない場合、この変更が発生するアドレスを上記バックアップアドレス格納部に保持し、上記変更が発生するアドレスの変更前のデータを主記憶上から読み出し上記ビフォアイメージ格納手段へ格納し、上記変更が発生するアドレスを保持した上記バックアップアドレス格納部に対応したステータス格納部に上記変更前のデータを上記ビフォアイメージ格納手段へ格納したことを示す情報を格納する機能と、上記変更が発生する上記主記憶上のデータのアドレスが上記バックアップアドレス格納部に保持されている場合、当該アドレスが保持されている上記バックアップアドレス格納部に対応した上記ステータス格納部に上記変更前のデータを上記ビフォアイメージ格納手段へ格納したことを示す情報が格納されているときは上記ビフォアイメージ格納手段へ上記変更前のデータを格納しない機能とを有することを特徴とするデータバックアップ制御装置。
Fターム (5件):
5B027AA01 ,  5B027AA04 ,  5B027AA05 ,  5B027BB01 ,  5B027CC04

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