特許
J-GLOBAL ID:200903011090664988

パチンコ遊技機における賞球排出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-230344
公開番号(公開出願番号):特開平11-057158
出願日: 1997年08月11日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 装置全体の小型簡素化を図ると共に、機前側からの不正な球抜き行為による貯留球の抜取り獲得を防止する。【解決手段】 内部に球通路を形成したケース体26に、貯留球を1個ずつ払出す球払出し部35と、この球払出し部35から払出された球を賞球経路5側と球抜き路9側に通出切換えする切換え排出部47とを組込んでケース体単位で構成する。切換え排出部47は、電磁ソレノイド48により払出し位置と戻し位置とに切換え保持される切換え弁52と、払出し路30に対する閉鎖位置と開放位置とに亘り変向し得る開閉片65とを、仕切り板34に支持してケース体26内に装備される。開閉片65は、払出し路30を通出する球で押開かれる一方で、機前側からの不正物侵入操作により払出し路30内に向けて侵入される不正物を当て止め、切換え弁52を払出し位置に不正拘束不能にする。
請求項(抜粋):
機裏側に装備された機構セット盤(C)における球貯留排出経路部(4)内の貯留球を、遊技盤内でのパチンコゲームの入賞成立に対する賞球として払出して賞球経路(5,7)から機前側の球皿へ給出する一方、球抜き操作により戻し球として抜出して球抜き路(9)から機外へ排出するパチンコ遊技機にあって、前記機構セット盤(C)の所定部位に着脱可能に組付けセットされて、内部に球貯留排出経路部(4)に連通する球入路(28)と前記賞球経路(5,7)に連通する払出し路(30)および球抜き路(9)に連通する戻し路(31)とを有する1つのケース体(26)内に、球入路(28)に臨む位置に支持された回転式の球送り体(37)を適宜電子制御装置(22)の制御により駆動される電磁ソレノイド(39)および規制部材(41)により回転停止制御して、球入路(28)内の球を1球ずつ払出すように設定された球払出し部(35)を組込むと共に、この球払出し部(35)から払出された球を賞球経路(5,7)側と球抜き路(9)側に通出切換えし得る電動式の切換え排出部(47)を組込んでケース体単位で構成し、前記切換え排出部(47)では、前記ケース体(26)内に着脱可能に取着されて払出し路(30)と戻し路(31)の蓋板を兼用する1枚の仕切り板(34)に、両路(30,31)の分岐連絡部位に位置する傾動式の切換え弁(52)と、適宜電子制御装置(22)の制御に基づく駆動条件により切換え弁(52)を切換え保持し得る電磁ソレノイド(48)とを組付けて連繋手段(54)で連繋する一方、払出し路(30)に対する閉鎖位置と開放位置とに亘り変向し得る開閉片(65)を揺動自在に支持して、仕切り板(34)単位で構成してケース体(26)内に装備され、前記切換え排出部(47)において、前記球払出し部(35)から払出された球を、前記電磁ソレノイド(48)の駆動条件による切換え弁(52)の払出し位置と戻し位置との切換え保持により、払出し路(30)から賞球経路(5,7)側と戻し路(31)から球抜き路(9)側とに区分排出し得るもとで、常には閉鎖位置に保持される前記開閉片(65)が払出し路(30)を通出する球で押開かれる一方で、機前側からの不正物侵入操作により裏側の賞球経路(5,7)内を挿入して払出し路(30)内に向けて侵入される不正物(61)を当て止めて、前記切換え弁(52)を払出し位置に不正拘束保持不能にしたことを特徴とするパチンコ遊技機における賞球排出装置。
IPC (2件):
A63F 7/02 325 ,  A63F 7/02 324
FI (2件):
A63F 7/02 325 A ,  A63F 7/02 324 C
引用特許:
審査官引用 (2件)

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