特許
J-GLOBAL ID:200903011098704539

エレベーターの監視診断方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-240190
公開番号(公開出願番号):特開平8-104473
出願日: 1994年10月04日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 エレベーターが停止せざるを得なくなるような故障(異常)状態になる前に、経年変化等の兆候をいち早くとらえ、その状況に応じて適切な対応をとることができるエレベーターの監視診断方向及び装置を提供する。【構成】 エレベーターの運転状態に応じて予め少なくとも安全(正常)S、警告W、異常(故障)Uの3つの各領域を設定し、エレベーターの運転時に生じる振動と振動加速度の関係を記憶しておく記憶手段5と、エレベーター運転時の速度目標値11と実速度12との偏差を用いて実速度に含まれる振動と振動加速度成分とを求める検出手段2と、記憶手段5に記憶されている関係と検出手段2で求めた振動と振動加速度成分とを用いて領域を診断する診断手段4を備え、前記領域のいずれかに現在のエレベーターの運転状態があるかを診断する。さらには、前記構成に加えて振動と振動加速度成分の前回値と現在(今回)値とを用いて領域内での動きを監視する動向診断手段4を備え、エレベーターの運転状態が推移する傾向を診断する。
請求項(抜粋):
エレベーターの運転状態を監視し、その運転状態を診断するエレベーターの監視診断方法において、予め少なくとも3つの領域を定めてエレベーター運転時に生じる少なくとも2つの物理量の関係を記憶しておき、エレベーター運転時に前記物理量を計測及び/又は計測値から演算してエレベーターの運転状態を監視し、さらに、前記記憶した物理量の関係と、計測及び/又は演算した物理量とを比較してエレベーターの運転状態が前記予め設定した領域のどの領域にあるかを診断することを特徴とするエレベーターの監視診断方法。
IPC (2件):
B66B 3/00 ,  B66B 5/00

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