特許
J-GLOBAL ID:200903011101876290

電磁弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-186306
公開番号(公開出願番号):特開平7-042868
出願日: 1993年07月28日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】 電磁弁のアーマチャ室に残っている空気のために、ニードル弁が作動不良となるのを防止して、作動を確実なものとする。【構成】 燃料噴射装置の電磁スピル弁として構成された図示例では、スピル燃料を圧力室52から流路12とニードル弁20の弁部24及び流路14を通って低圧室36へ溢流させるが、ニードル弁20よりも下流側のリリーフ流路(ばね室16)とアーマチャ室32とを絞り手段を備えた連通通路82によって連通することにより、リリーフ流路を流れるスピル燃料の一部を絞り手段によって圧力を低下させた後にアーマチャ室32へ流入させるので、スピル燃料はアーマチャ室32内に残っている空気を伴って低圧室36へ流出する。従って、電磁スピル弁の組立の際等にアーマチャ室32内に空気が残っても、その空気は速やかに排出されて、ニードル弁20の作動不良を起こすようなことがない。
請求項(抜粋):
高圧側と低圧側とを連通することによって前記高圧側の流体圧力を低下させるリリーフ流路の途中に設けられ、開弁及び閉弁することによって前記高圧側と低圧側との間を連通及び遮断する弁体と、前記弁体を開弁方向へ付勢する付勢手段と、前記弁体に連結されてそれを駆動するアーマチャと、電磁コイルを含みそれに通電されることによって生じる電磁力により前記アーマチャを吸引して前記付勢手段による開弁方向への付勢力に抗して前記弁体を閉弁させる電磁石と、前記アーマチャを収納するアーマチャ室と、前記弁体よりも下流側の前記リリーフ流路と前記アーマチャ室とを連通する連通通路と、前記連通通路の途中に設けられた絞り手段と、前記アーマチャ室と前記低圧側とを連通する流路とを備えていることを特徴とする電磁弁。
IPC (3件):
F16K 31/42 ,  F02M 41/12 350 ,  F02M 41/12 370

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