特許
J-GLOBAL ID:200903011103790813

セメントを結合材とする硬化コンクリート材料の仕上げ処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 一豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-083785
公開番号(公開出願番号):特開平9-278561
出願日: 1996年04月05日
公開日(公表日): 1997年10月28日
要約:
【要約】【課題】 セメントを結合材とする硬化コンクリート材料の複層仕上げ材層形成における各材別の塗布作業という施工仕様の煩雑化を解消し、仕上げ工事費を材料、施工の両面から低減するとともに仕上げの品質を確保する。【解決手段】 セメントを結合材とする硬化コンクリートが実用的に有用なレベルのクロマト作用を有するという知見に基づき、この作用を利用し、機能の異なる2種以上の仕上げ材料を混合させた液体を硬化コンクリート表面に塗布することによって、材種間の硬化コンクリート材料に対するクロマト作用の差を利用して各材を所定の位置に分離、移動、固定し複層仕上げ層を形成する仕上げ処理方法である。クロマト作用を利用することによって、従来数回塗りを要した複層仕上げ材層を一材一塗りで形成してしまい、このことによって施工仕様の大幅な簡略化が実現でき、材料、施工の両面から仕上げ工事費の削減を可能とするとともに、仕上げの品質を確実に保証し得るものとした。
請求項(抜粋):
セメントを結合材とする硬化コンクリートに機能の異なる2種以上の仕上げ材料を混合させた液体を塗布し、材種間のコンクリートに対するクロマト作用の差を利用して各材を所定の位置に分離、移行、固定し、傾斜型複層仕上げ層を構成することを特徴とするセメントを結合材とする硬化コンクリート材料の仕上げ処理方法。
IPC (3件):
C04B 41/63 ,  C09D 5/00 PSD ,  C09D201/00 PDC
FI (3件):
C04B 41/63 ,  C09D 5/00 PSD ,  C09D201/00 PDC
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開昭61-009463
  • 特開昭61-009463
  • 建築土木用多孔性無機質材料の着色保護材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-038451   出願人:東洋インキ製造株式会社
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