特許
J-GLOBAL ID:200903011104247714

有機溶剤回収装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-190354
公開番号(公開出願番号):特開平7-039718
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】有機溶剤蒸気を活性炭により吸着回収できる回収装置において、脱着時に水蒸気を使用することなく、溶剤回収効率が高く、運転費が小さい有機溶剤蒸気回収装置を提供する。【構成】被処理ガス中の溶剤蒸気を吸着する活性炭が内臓された流動層式吸着部と、活性炭に吸着された前記溶剤蒸気を、循環する不活性ガスを介して脱着させる移動層式脱着部とを設けた有機溶剤回収装置において、該脱着された溶剤蒸気を有機蒸気分離膜に導き、膜の透過側より得られる濃縮溶剤蒸気を冷却凝縮機に導き液化回収し、冷却凝縮機で回収できない溶剤蒸気を該分離膜の供給側に戻し、該分離膜の非透過成分を移動層式脱着部に戻す手段を備えたことを特徴とする有機溶剤回収装置。【効果】本発明により、排水が出ることがなく、かつ有機溶剤回収率が従来の活性炭回収法に比べて高く、運転費も低減することが可能である。
請求項(抜粋):
被処理ガス中の溶剤蒸気を吸着する活性炭が内臓された流動層式吸着部と、活性炭に吸着された前記溶剤蒸気を、循環する不活性ガスを介して脱着させる移動層式脱着部とを設けた有機溶剤回収装置において、該脱着された溶剤蒸気を有機蒸気分離膜に導き、膜の透過側より得られる濃縮溶剤蒸気を冷却凝縮機に導き液化回収し、冷却凝縮機で回収できない溶剤蒸気を該分離膜の供給側に戻し、該分離膜の非透過成分を移動層式脱着部の下流部に戻す手段を備えたことを特徴とする有機溶剤回収装置。
IPC (3件):
B01D 53/44 ,  B01D 53/12 ZAB ,  B01D 63/02

前のページに戻る