特許
J-GLOBAL ID:200903011118078834

写真フイルムの巻径規制用ディスクの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-250979
公開番号(公開出願番号):特開平8-114892
出願日: 1994年10月17日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 開口と外形との間の打抜きのズレ及び真空成形と打抜きとの間のズレがないディスクを高い製品得率で得る。【構成】 ディスク製造装置20は、シート21に加熱と真空成形とを行なう真空成形部23と、開口5と外形とを打ち抜く第1打抜き部24及び第2打抜き部25からなる。真空成形部23では、ディスク状変形部19と位置決め凹部とを同時に形成し、第1打抜き部24及び第2打抜き部25では位置決め凹部で位置決めして打ち抜くので成形と打抜きとのズレは発生しない。また、第1打抜き部24及び第2打抜き部25では開口5と外形とを同時に打ち抜くので、これらのズレは発生しない。更に、シート21の第1打抜き部24で打ち抜いた部分が第2打抜き部25でも打ち抜かれるので製品得率が大幅に向上する。
請求項(抜粋):
スプール軸を挿通する開口が中央部に形成され、周縁部にはスプール軸に巻かれた写真フイルムの最外周を抑えて巻緩みを防止する円環状の突起が形成された写真フイルムの巻径規制用ディスクの製造方法において、熱可塑性樹脂のシートを加熱軟化させる第1工程と、前記シートを加圧,吸引して金型に密着させ、複数のディスク状変形部と、このディスク状変形部に対応した位置決め凹部又は凸部とを形成する第2工程と、位置決め凹部又は凸部でシートを位置決めした後に、前記複数のディスク状変形部の一部を打ち抜く第1の打ち抜きを行う第3工程と、第3工程の後に搬送されてきたシートを位置決め凹部又は凸部で位置決めし、シートから残りのディスク状変形部を打ち抜く第2の打ち抜きを行う第4工程とからなることを特徴とする写真フイルムの巻径規制用ディスクの製造方法。

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