特許

J-GLOBAL ID：200903011121918495

車両のヨー運動制御装置

発明者： 平野 豊 ,  小野 英一
出願人/特許権者： トヨタ自動車株式会社 ,  株式会社豊田中央研究所
代理人 (1件)： 長谷 照一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-106923
公開番号（公開出願番号）：特開平5-301573
出願日： 1992年04月24日
公開日（公表日）： 1993年11月16日
要約：

【要約】【目的】 車両のヨー運動を応答性良好かつ安定性良好に制御する。【構成】 前輪FW1,FW2と後輪RW1,RW2への駆動力配分をセンターデファレンシャル14に付設した湿式多板クラッチ23を用いて制御すると同時に、後輪RW1,RW2の操舵をパワーシリンダ43を用いて制御することにより、車両のヨー運動を制御する。マイクロコンピュータ57は前輪舵角センサ51および車速センサ52からの前輪舵角δf および車速Vを用いて、車両の実ヨーレートが目標ヨーレートになるように後輪RW1,RW2の操舵をフィードフォワード制御する。また、マイクロコンピュータ57はヨーレートセンサ56からの検出ヨーレートを用いて、車両の実ヨーレートが目標ヨーレートになるように駆動力配分をフィードバック制御する。

請求項（抜粋）：

エンジンからの駆動力を車輪に伝達する駆動力伝達機構内に設けられて前輪および後輪への駆動力配分比を変更可能な駆動力配分機構と、後輪を操舵する後輪操舵機構とを備えた車両に適用され、前輪舵角を検出する前輪舵角検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記検出した前輪舵角および車速に基づいて後輪操舵量を決定する後輪操舵量決定手段と、前記決定した後輪操舵量に応じた制御信号により前記後輪操舵機構を制御して後輪を同決定した後輪操舵量に操舵制御する操舵制御手段と、前記検出した前輪舵角および車速に基づいて目標ヨーレートを決定する目標ヨーレート決定手段と、車両のヨーレートを検出するヨーレート検出手段と、前記決定した目標ヨーレートと前記検出したヨーレートとの差に応じた制御信号により駆動力配分機構を制御して両ヨーレートの差をなくす駆動力配分制御手段とを備えたことを特徴とする車両のヨー運動制御装置。

IPC (6件)：

B62D 6/00 ,  B60K 17/348 ,  B62D 7/14 ,  B62D101:00 ,  B62D113:00 ,  B62D137:00

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平4-087882
  
• 特開平4-081316
  
• 特開昭62-198522