特許
J-GLOBAL ID:200903011124174292

カロリーメータシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-184638
公開番号(公開出願番号):特開平8-050063
出願日: 1994年08月05日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 構造が簡単小形で安価な冷熱用カロリーメータシステムとする。【構成】 超音波の伝播速度は、0°Cの氷中でCi=3,230m/s、0°Cの水でCw=1,402m/sであるから、氷スラリー中の音速Cを超音波伝播時間差法で求める。このときの氷スラリー中の氷濃度xは、【数4】であらわされ、この演算を、断面積一定な上流側流管1と下流側流管2について行い、体積流量を求める。更に、0°Cの氷の密度は、917kg/m3であるから、氷の質量流量が求められる。熱交換器3で融解された氷の質量流量を算出し、これに氷の潜熱79.7Kcal/kgを乗算し、冷熱量を求める。これらの演算は演算器4で行われる。
請求項(抜粋):
氷スラリーを熱媒体とする熱交換器と、該熱交換器の上流側および下流側に接続され氷スラリーが流れる上流側流管および下流側流管と、該上流側流管および下流側流管各々の管壁に、流管軸に対し所定角度傾斜して装着された上流側および下流側超音波送受波器と、該上流側および下流側超音波送受波器間の氷スラリーを伝播する超音波の伝播時間から、各々上流側流管および下流側流管を流れる氷スラリーの濃度と流量とを算出し、前記氷スラリーの濃度と流量および予め知られた氷の密度および潜熱に基づいて、前記熱交換器で消費した熱量を算出する演算器とからなることを特徴とするカロリーメータシステム。
IPC (3件):
G01K 17/08 ,  G01N 25/20 ,  G01N 29/18

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