特許
J-GLOBAL ID:200903011135416522

抗骨粗鬆症剤

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-024956
公開番号(公開出願番号):特開平7-215849
出願日: 1994年01月28日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 臨床で有効性・安全性の高い抗骨粗鬆症剤を提供する。【構成】 正常の骨ではカルシウムの吸収と形成が交互にバランスよく行われているが、これが崩れて吸収が促進すると、骨量が減少して骨折しやすく、疼痛も伴い骨粗鬆症と呼ばれる。特に閉経後の女性に多く、有用性の高い治療薬が求められている。さらに治療は長期に亘るため高い安全性も必要である。従来骨粗鬆症の治療には、女性ホルモン、カルシトニン、活性ビタミンD3、イプリフラボンが用いられてきた。しかし女性ホルモンには乳癌・子宮内膜癌等の重篤な副作用発現の恐れがあり、カルシトニンは注射でしか投与できず、活性ビタミンD3は高カルシウム血症を引き起こしやすく、イプリフラボンは長期投与した際の有効性・安全性が十分確認されていない等の問題点があった。しかし本発明にかかるゲラニルゲラニオールは、意外にも骨芽細胞と脾細胞の共存系において破骨細胞の形成を抑制する作用を有しており、安全性も高く、臨床上有用な抗骨粗鬆症剤となり得る。
請求項(抜粋):
下記一般式で表されるポリイソプレノイド誘導体を有効成分とする抗骨粗鬆症剤。【化1】[式中、下記化学式で表される結合【化2】はE型二重結合またはZ型二重結合を、Rは水酸基、下記化学構造式で表される基、【化3】または下記化学構造式で表される基【化4】を意味する。]
IPC (5件):
A61K 31/12 ADT ,  A61K 31/045 ABJ ,  C07C 33/02 ,  C07C 50/14 ,  C07C 50/32

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