特許
J-GLOBAL ID:200903011140513323

連続鋳造設備における高清浄鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中前 富士男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-331930
公開番号(公開出願番号):特開平8-164457
出願日: 1994年12月09日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 タンディッシュ中での溶鋼処理の各過程で生じる介在物の鋼中への混入を抑えて高清浄鋼を効率よく製造する方法を提供する。【構成】 スライディングノズル装置20のノズル孔をアルミナ成分99%以上のアルミナを主体とする詰物により充填し、溶鋼23を取鍋10に受鋼し、スライディングノズル装置20により注湯孔を開いてタンディッシュ12の溶鋼受鋼部13に注湯する工程と、スラグ流出検知装置24により取鍋注湯孔からタンディッシュ12へのスラグ流出を監視し、検知して注湯孔を閉鎖する工程と、溶鋼注入中にタンディッシュ12の溶鋼面を不活性ガスによりシールする工程と、取鍋10からタンディッシュ12への溶鋼を溶鋼受鋼部13に注入し、かつ堰15中に設けられた誘導加熱装置21により連通孔16周辺を加熱しつつ鋳型19へ鋳造する工程とを有する連続鋳造設備における高清浄鋼の製造方法。
請求項(抜粋):
溶鋼の注湯孔の周囲にスラグ流出検知装置が設けられ、かつ該注湯孔に溶鋼流量制御のためのスライディングノズル装置を取り付けた取鍋と、溶鋼の連通孔を両側下部に有すると共に誘導加熱装置が埋設された堰によって溶鋼受鋼部と鋳型鋳造部とに仕切られ、かつ溶鋼面を不活性ガスでシールするシール構造を備えたタンディッシュからなる連続鋳造設備における高清浄鋼の製造方法であって、前記スライディングノズル装置のノズル孔およびノズル孔上部をアルミナ成分99%以上のアルミナを主体とする詰物により充填した後、溶鋼を前記取鍋に受鋼し、該スライディングノズル装置により前記注湯孔を開いて前記タンディッシュの溶鋼受鋼部に注湯する工程と、前記スラグ流出検知装置により前記注湯孔から前記タンディッシュへのスラグ流出を監視し、スラグ流出を検知して前記スライディングノズル装置により該注湯孔を閉鎖する工程と、溶鋼注入中に前記シール構造により前記タンディッシュの溶鋼面を酸素濃度3%以下の不活性ガスによりシールする工程と、前記取鍋から前記タンディッシュへの溶鋼を前記溶鋼受鋼部に注入し、かつ前記堰中に設けられた前記誘導加熱装置により前記連通孔周辺を加熱しつつ鋳型へ鋳造する工程とを有することを特徴とする連続鋳造設備における高清浄鋼の製造方法。
IPC (5件):
B22D 11/16 104 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/10 310 ,  B22D 11/10 340 ,  B22D 11/10 360
引用特許:
審査官引用 (14件)
  • 特開昭49-073335
  • 特開平1-309767
  • 特開昭50-056321
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