特許
J-GLOBAL ID:200903011141685489

周波数分割多重信号のダイバーシティ受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-039283
公開番号(公開出願番号):特開平10-242932
出願日: 1997年02月24日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】 マルチパス環境下においては、所要のC/N比が得られなくなり、受信信号に対する良好なS/N比を確保できず、受信困難となる。誤り補償回路により訂正する方法は、長いインターリーブ長を必要とするため、送信から受信までの遅延時間が増加してしまう。【解決手段】 受信電波の半波長以上の間隔で設置された空中線11及び12によりそれぞれ別々に受信した高周波OFDM信号を、マトリックス回路15により、{mA+(1-m)B}(ただし、0≦m≦1)で表される、互いに異なる合成比率の複数の信号を生成し、それらの信号を並列に最大レベル選択器16に出力する。最大レベル選択器16は、これらの複数の入力信号の中から最大レベルの信号を選択する。これにより、不連続性が少なく、受信装置の同期状態、伝送特性の補正追随をスムーズに行え、連続受信ができる。
請求項(抜粋):
直交周波数分割多重信号をそれぞれ受信する第1及び第2の空中線と、前記第1の空中線で受信して得られた第1の受信信号と、前記第2の空中線で受信して得られた第2の受信信号とを合成して、互いに異なる所定の合成比の複数の合成信号を出力すると共に前記第1及び第2の受信信号を出力する合成手段と、前記合成手段の出力信号の中から最大レベルの信号を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された信号を直交復調する復調手段と、前記復調手段の出力信号を離散的フーリエ変換してディジタル情報信号を復号する復号手段とを有することを特徴とする周波数分割多重信号のダイバーシティ受信装置。
IPC (3件):
H04J 11/00 ,  H04B 7/08 ,  H04L 1/06
FI (3件):
H04J 11/00 Z ,  H04B 7/08 C ,  H04L 1/06

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