特許
J-GLOBAL ID:200903011143611091

サルモネラ菌の同定法および培地

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-528972
公開番号(公開出願番号):特表平9-511917
出願日: 1996年03月20日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】Salmonella spp. の細菌を他のグラム陰性菌、特にEnterobacteriaceae科に属する細菌から識別するための培地および方法は、サルモネラ菌がメリビオース、マンニトールおよびソルビトールを利用して酸とする能力に基づいている。この特性を、β-ガラクトシダーゼを同定するのに用いられる発色性基質と共に用いる。ほとんどがβ-ガラクトシダーゼ陽性であるEnterobacteriaceae科の他の細菌は、用いた発色性基質によって褐色、青色または緑色コロニーとして現れる。Salmonella spp.とは異なり、Proteus spp.のような他のβ-ガラクトシダーゼ陰性菌は、無色コロニーとして現れる。サルモネラ菌は、インキュベーションの後、その特徴的な明るい赤色に基づいて培地上で直接同定することができる。
請求項(抜粋):
Enterobacteriaceae科の細菌の内でSalmonella spp.の細菌を識別する方法であって、 メリビオース、マンニトールおよびソルビトール、pH指示薬、および総てのβ-ガラクトシダーゼ陽性細菌を示す発色基質を含む固体培地上に分析試料をつけ、 この細菌を培養し、 Salmonella spp.の細菌を明るい赤色コロニーとして検出する、ことを特徴とする、方法。
IPC (2件):
C12Q 1/10 ,  C12R 1:42

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