特許
J-GLOBAL ID:200903011148580909

電磁誘導型センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 芳春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-160879
公開番号(公開出願番号):特開平8-029393
出願日: 1994年07月13日
公開日(公表日): 1996年02月02日
要約:
【要約】【目的】鉄板等の部材に溶接され、検査が困難な位置に配置されたスタッド等の被検査物でも、非接触で、容易に検査体制に入ることができるとともに、十分な精度で検査することができる電磁誘導型センサを提供することを目的とする。【構成】発信コイルと受信コイルとで構成した第1センサ5、第2センサ6の結線関係を、受信コイルについては、相互に逆相関係をもたせ、各第1、第2センサ5,6のリング中心線に沿ってそれぞれ検査路5a,6aを形成して、検査路5a,6aの何れにもスタッド7を配置しない場合、受信コイル13,17に生成される誘導起電圧は逆相関係により打ち消し合い、バランスが保たれ、一方の検査路にスタッド7を配置した場合には、前記バランスが崩れて、差分電圧が生じる構成である。
請求項(抜粋):
磁界内の検査路に導電性の被検査物を配置して、前記磁界内の磁力線の変化を検査する電磁誘導型センサであって、磁界を形成するリング状の第1励磁コイルと、該第1励磁コイルの外周と内周のいずれか一方に配置され、前記第1励磁コイルにより形成された磁界の大きさに応じた誘導起電圧を生成するリング状の第1誘導コイルと、前記第1励磁コイルと前記第1誘導コイルとの一体化によりリング中心線に沿って形成される所定径の第1検査路とを有するリング状の第1センサと、前記第1励磁コイルと同様の大きさの磁界を形成するリング状の第2励磁コイルと、該第2励磁コイルの外周と内周のいずれか一方に配置され、前記第2励磁コイルにより形成された磁界の大きさに応じた誘導起電圧を生成するリング状の第2誘導コイルと、前記第2励磁コイルと前記第2誘導コイルとの一体化によりリング中心線に沿って形成される所定径の第2検査路とを有するリング状の第2センサと、前記第1、第2センサ間で、前記第1励磁コイルと前記第2励磁コイルとを同相に、前記第1誘導コイルと前記第2誘導コイルとを逆相にして結線する結線手段とを備え、前記第2検査路と前記第2検査路とのいずれか一方に被検査物を配置して検査が行われることを特徴とする電磁誘導型センサ。
IPC (2件):
G01N 27/72 ,  G01V 3/10
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭59-043349
  • 特開昭64-041855
  • 特開昭58-048847
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